ドクターMの美容皮膚科ブログ

2017.09.14更新

この10月でみぞぐちクリニックは開院から4周年を迎えます。

美容皮膚科は開院1年後からですので、こちらは3周年。

初めは、キュテラ社から光治療器のライムライトと脱毛器のプロウェイブを購入し、ほそぼそと始めました。

「流行りの美容皮膚科で儲けたろ!」というよりも、「いかにして、元気にかっこよく、きれいに年をとっていくか、徹底的に追求したい!」との思いから始めました。

一般診療での利益をとことん最新美容医療機器につぎ込みました。

日曜はアンチエイジングと美容皮膚科の研修に東京まで日帰りで行くこともしばしばです。

週に14時間程度しか開いていない美容皮膚科のために、ここまで時間と資金と労力を費やすことになるとは、振り返ってみると自分でも驚きです。

 

東京での研究会では、美容医療の第1線で活躍されるご高名な先生がたに直接質問ができます。

リアルな話が聞けます。

それを自分の実臨床にフィードバックして、はたしてその言葉が本当かどうか確かめます。

効果がでれば、「おおすごい。いった通りやん!」

効果がでなければ、「うーん、メーカーの宣伝部隊かぁ?」

 

私はもともと内科医です。10年間ぐらいは循環器内科として、心臓カテーテル治療をやっていました。

循環器内科医というのは、「心臓の専門医」で「心臓のことしかわからない」と思われがちですが、実は全く反対です。

内科の中では、一番広い知識を身に着けるように自然になっていく科です。

例えば私は、胃カメラこそしませんが、一般的な消化器内科の病気は自分で勉強して様々な薬の使い方を覚えました。

皮膚科疾患もそうです。

まず自分が診ている患者は自分で治療するように心がけました。

そのためには、専門外でも自分で勉強し治療法を会得しました。

私が、内科医ながら皮膚科治療も一般的な診療レベルに到達しているのはその姿勢を続けたお陰です。

患者さんから「先生、皮膚科も診てくれる?」と尋ねられると、ふたつ返事で「OKです!」と応えることができます。

さらに最近は、他の皮膚科で治らなかった皮膚疾患も、漢方との合わせ技で治療します。

ニキビ治療では、通常の皮膚科では扱わない治療法も自由診療として取り入れています。

 

私は、人間の体や病気に対する純粋な好奇心がかなり強いのでしょう。

自分の専門外でも、ガイドラインや教科書をひっぱりだし、最良の解決策を模索します。

ただし、難治と思われる例や重症例の場合は、患者さんの利益を最優先し、しかるべき専門家に紹介します。

その診断・治療をご報告いただき、それを自分の診断能力にフィードバックして、皮膚科診療レベルをさらに上げるようにしてきました。

 

美容皮膚科やアンチエイジングの勉強も同じです。

この分野は、基礎をしっかり身に着けたのちも、常にアップデートしていかなければなりません。

皮膚科の専門医=美容の専門医とは言えない世界です。

美容皮膚科の領域だから、皮膚科の専門医でないと上達しない、などということは一切ありません。

美容皮膚科診療の基本は、内科医であっても、外科医であっても、しっかりと勉強すればマスターすることができます。

基本を身に着けた上に、さらに専門書を読み、一流のエキスパートに話を伺い、さらに実践を積み重ね、そして理論が正しいか自分の頭で考えるように日々努力すれば、いままでの専門が何科であろうと美容皮膚科に関する医療レベルには全く関係がありません。

大切なのは、常に勉強する姿勢です。

例えば、日本の美容レーザー会で最も有名であろうと思われるクリニックF院長の藤本幸弘院長の専門は「麻酔科」です。

藤本先生藤本先生のブログはこちら

レーザーのすばらしさに魅了され、ご自身でアメリカヨーロッパに渡り常に最先端のレーザー医療身に着ける努力をされ、現在の地位を築かれました。

今では芸能人御用達のレーザークリニックを東京で開院され大成功を納めております。

この先生が「皮膚科専門医ではないから、美容皮膚科の医療レベルが低い」という同業者は、誰一人いません。

 

私自身としては、「~は専門医である当院へ」「~の治療は〇〇の資格をもったドクターのいる××クリニックへ」などと、いかにも、といった宣伝はしたくありません。

実は、私は2つの専門医を辞退しました。

「救急専門医」と「循環器内科専門医」です。

「ええっ!救急専門医ならずとも循環器内科専門医まで辞退するなんて、クレイジー!」と思われるかもしれません。

でも、この専門医、取るのはしかるべき医療機関でしかるべき経験をつみ、試験に合格しないと取れませんが、維持することはお金を払って学会に参加して点数を稼ぐだけでできるのです。

現時点では、更新のための試験もありません。

よって、実際に自分が現在やっている医療レベルと「専門医資格」は全く関係がないのです。

クリニックで一日中一般診療をしているドクターが、「救急専門医」や「循環器専門医」を名乗るのは、なんだが恥ずかしい気がします。

私は以前「救急専門医」として、第一線の現場で働いていました。「循環器内科医」としてカテーテル治療などを行い重症心臓疾患の患者を治してきました。

しかし、私にとって、それは過去の事実でしかありません。

現在の私の医療スタイルを表すのものではありません。

ですから、ことさら専門医を名乗っても仕方ないので、きれいさっぱりこの2つの専門医資格を辞退しました。

 

私は、人間の健康と美を守る手助けをする、ひとりの医師です。

ただ、シンプルにそれだけでいいかな、と思っています。

 

ですから、このブログを通じて、私の現在、そして未来への姿勢を感じ取っていただき、皆様にご評価いただこうと思っています。

狭い診療範囲に限られた「専門医認定証」なんていりません。

皆様の厳しくも優しいお言葉が、そのまま私への「ヒトの専門医」としての認定証なのです。

そして、その姿勢と医療レベルを、皆様に信じていただけば、私はこれからも最善をつくして頑張ることができます。

これからも、今まで同様、よろしくお願いいたします。

 

院長笑顔

 

~内科・小児科から皮膚科まで、赤ちゃんから大人まで。ワンストップで相談できるのは、みぞぐちクリニックだけ!~

投稿者: みぞぐちクリニック