ドクターMの美容皮膚科ブログ

2016.09.15更新

マイコスメ

涼しい夜です。

こんな夜は、リラックスして読書に浸りたいところですが、自分に課した「1週間、1ブログ」のノルマをのっけから破ることなどできません。

本日のお題は、「マイ・コスメ」

美容皮膚科のカウンセリングをしていて、多くの方から聞くお悩みは「基礎化粧品、どれがいいのかわからない」といった内容です。

自分に合った基礎化粧品に出会えた方は幸せですが、相性のよいものにはなかなか出会えないのが、世の常なり。

私は職業柄、いろんなメーカーからサンプルをいただきますし、学会参加の際には企業ブースにて最新の製品を手にすることができますので、良いものに出会えるチャンスは多いのですが、それでもなかなか「これだ!」というものは多くありません。

もちろん長く使わなければ、その良さはわからないので、サンプル程度では正しい評価ができていない可能性はあります。

ところが上の写真の3品は、使って1週間で、「ん?これ合ってるかも?!」と肌がピクンと反応しました。

今はこの3つがメインです。

向かって左端の黒キャップボトルは、株式会社ITO(アイティーオー)の「APPF」

右の二つはピリカインターナショナルジャパンの「CytoPro(サイトプロ)MD」の「セラム」&「アクセラレイター」

APPF

「APPF」は皮膚吸収のよいアスコルビン酸(ビタミンC)に加え、強烈な抗酸化作用をもつ「フラーレン」が配合された美容液です。

手に取った感じは、若干とろりとして触感からいい感じ。

顔に塗った後も、ローションが若干泡立って、顔にしっかりとのっていく感覚が気持ちよい。

アスコルビン酸も、フラーレンも、肌の老化原因となる「一重項酸素」によるサビ付きをしっかり防止してくれます。

特に「フラーレン」はアスコルビン酸の100倍以上の抗酸化力があります。

50mlで5000円弱とやや高めですが、ドバドバ使わなくてもしっとり潤うので1本で2か月ぐらいは持ちます。

いまや当院スタッフの間でも大人気です。

サイトプロ

そして、今の一押しはこの「CytoPro(サイトプロ)MD」の「セラム」&「アクセラレイター」です。

このコスメの主成分は、「ヒト骨髄幹細胞培養液から抽出されたサイトカイン」です。

いきなりの医学用語っぽくて難しそうです。

ちょっとわかりやすく解説します。

 

「幹細胞」というのは、その名のとおり、身体を構成する様々な細胞に分化することのできる基本となる細胞です。

そして幹細胞は血管の中をふらふらと泳いでおり、身体のいたる所で「サイトカイン」を放出します。

「サイトカイン」は、一種の伝達物質であり、細胞の「修復」や「増殖」の命令を伝える重要な役割を果たします。

「サイトカイン」のおかげで私たちの身体は、ボロボロにならずに済んでいるわけですね。

さて、サイトカインの指令をうけた細胞は、賢いことに隣の細胞にも同じ命令を伝えます。

そのおかげで、皮膚表面に塗ったサイトカインが「成長因子」として、肌の奥深くまで「増殖」「修復」の命令を伝えることができます。

もちろん、それは「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」の増加を促し、肌のハリや質感の改善につながるのです。

 

さらに「サイトカイン」には、強力な「抗炎症作用」を持つものもあります。

老化とは、「酸化」と「炎症」による傷の蓄積の結果です。

サイトカインの抗炎症作用により、肌の損傷が最小限度に抑えられ、再生能力が上がり、肌老化のスピードを遅らせることができます。

 

この「サイトプロMD」は、「ヒト骨髄幹細胞」の培養液から抽出された72種類のサイトカインを含んだ美容液です。

攻めと守りのサイトカインを同時に送り込み、ダメージをうけた肌を生まれ変わらせます。

 

「セラム」には、これらサイトカインのほかに、コラーゲン増加効果のため「パルミトイルペンタペプチド」、肌の糖化による硬化防止のため「カルノシン」および「ギンバイカ葉エキス」などが含まれています。

「アクセラレイター」にはサイトカインのほかに、ヒアルロン酸、ホホバ種油、ビタミンE、トチャカエキス(保湿)などが含まれています。

成分だけ見ると、「セラム」だけでもよさそうですが、「アクセラレイター」を併用すると、保湿効果が増して相乗作用があるようです。

この組み合わせにして1か月も立ちませんが、明らかに肌のツヤが良くなり、頬の毛穴も浅くなってきたような印象があります。

うむむ、これは「ホンモノ」の匂いがプンプンしますぞ。

 

実はこのサイトプロ、インターネットでも一般向けに販売していますが、そちらの方が廉価です。

そのわけは、「サイトプロMD」のサイトカイン含有量は一般向け製品の2倍!!

サイトカインのコストがいかに高いのかわかります。

 

メディアでは大々的に宣伝などしていないこれらの基礎化粧品ですが、その広告費が浮いている分、成分にしっかりとコストをかけているようです。

メーカー希望小売価格は、「セラム」は28,000円、「アクセラレイター」は17,000円(何れも税別)

それぞれ30ml入りですが、ふつうに使えば2か月分です。つまり1日0.5ml程度で十分です。

これを「高い」と取るか、「妥当」と取るかは、使った本人しか判断できません。

私は、1か月24,000円の投資は「妥当」と取りました。

・・・・とはいっても、普通じゃ買えません。買う勇気すら出ません。

 

ということで、このブログを読んで「ぜひ使ってみたい」と思われた方は、HPの「お問い合わせ」からご連絡ください。

ご希望の方に、「セラム」と「アクセラレイター」のセット価格48,600円(税込)を、衝撃のディスカウント29,800円(税込)で販売いたします。

(ただし、店頭販売のみ。ご注文いただいてから、メーカーへの発注となります)

赤字覚悟ですが、そうでもしないとこんな高額商品は体験する人が限られてしまいます。

 

テレビ、雑誌で宣伝していなくても、良いものは、良い。

みんなに知って、使ってもらいたい。

ただそれだけ。

 

論より証拠が第一の美容業界ですが、玉石混合なのもこの業界の特徴です。

全て方に効果的な商品などこの世に存在しませんが、多くの方に喜んで頂ける「ホンモノ」は必ず存在します。

美容ハンター「ドクターM」は、今日も「ホンモノ」を探してさまよい歩くのです。。。。

 

あ、もう深夜1時半。シックスパット腹筋に張って寝よ。。。。

 

次回は、フランス生まれの新しいピーリング剤「ミルクピール」をご紹介予定です!

 

投稿者: みぞぐちクリニック

2015.12.27更新

比較的暖かいとは言いながらも、やはり12月の夜は寒いですね。

乾燥も強くなりますが、そのまま放置だと私の肌は逆に皮脂を分泌しすぎて大人ニキビの元になるようです。

 

さて、私、美容皮膚科の開設以来、ビタミンCローションはスキンケアに欠かせないものとして位置づけております。

これまでは株式会社ケイセイが取り扱う、「VC-PMGローション」を採用してきました。

シンプルな外観ですが、水溶性ビタミンCとしてはなかなかの効果を見せてくれます。

但し、欠点もいくつか。

①開封してしばらくすると、ビタミンCの結晶がボトルの底に溜まり、使用時には溶液と一緒に出てくる。

②ツッパリ感が強い。

③水溶性ビタミンCにしては、値段が高い。(40mlで、税込5,000円する)

 

ほかに何か良いものはないかと物色しておりましたところ、良い製品に出会いました。

それは、株式会社ITO(アイ・ティー・オー)がラインアップするビタミンCローションシリーズ。

知る人ぞ知るこの会社は、自社製品に加えてOEM製品も作っていますので、有名美容皮膚科のクリニックの製品が実はこの会社の製品だったりもします。

 

さて、そのビタミンCローションですが、詳しく説明すると頭がこんがらがりますので、きわめて簡潔明瞭に説明します。

 

まず、ビタミンCローションに含まれるビタミンC誘導体には、「水溶性」と「油溶性」とその両方の性質をもつ「両溶性」があります。

 

水溶性ビタミンC誘導体としては、「アスコルビルリン酸ナトリウム」「アスコルビルリン酸マグネシウム」などが有名です。

株式会社ケイセイの「VC-PMG」は、この「アスコルビルリン酸マグネシウム」です。(P=リン酸、MG=マグネシウム)

油溶性に比べて浸透性が低いため、その効果が「表皮」に限られてしまいます。

しかも、前述のごとく単独使用ではツッパリ感が出やすいのです。(保湿剤の併用で解決はしますが・・・)

そして、安定性が低く、酸化しやすいため、冷蔵庫保存が原則です。

 

油溶性ビタミンC誘導体は、皮膚の深くまで浸透しやすくクリームやジェルの形で製品化されています。安定性にも優れています。

保湿力はありますが、逆にべとつく原因にもなります。

じわじわと吸収されるため、水溶性と比較すると即効性に欠けます。

 

そして、両溶性ビタミンC誘導体は、水溶性と油溶性の両方の性質を兼ね備えた、理想的なビタミンC誘導体です。

油溶性よりも浸透性が高いという特色もあります。

但し、原料が高いので容量が同じならば、やや割高になるという欠点もあります。

 

株式会社ITOの製品としては、①AP5-03ローションおよび②APP+TNaローションに注目しています。

 

①AP5-03ローション

(100ml 定価5,000円)

AP5-03

水溶性ビタミンC誘導体である「アスコルビルリン酸ナトリウム」および「アスコルビルリン酸マグネシウム」を主体とし、さらに抗酸化力を高めるため「亜鉛」を加えています。

ヒアルロン酸も加えており、水溶性ビタミンC誘導体ローションの割にはツッパリ感もほとんどありません。

価格も比較的安く、ケイセイの商品比べると半値以下です。

 

                 

②APP-TPNaローション「通称:APPプラスEローション」

(50ml 定価4,000円、 100ml 定価5,500円)

APP-TPNa

両溶性であるAPPS(アスコルビルリン酸パルミチン酸)に、高い抗酸化作用をもつビタミンE誘導体である「TPNa(トコフェリルリン酸ナトリウム)」を加えた製品です

TPNaは優れた肌荒れ防止効果があり、活性酸素の除去や、保湿効果、水分保持機能、抗炎症効果などが認められています。

 

実際に使ってみた感想は、使用感としては、どちらも同じような感じです。

あとは、APP-TPNaローションの高浸透性と高められた抗酸化力から得られる結果次第でしょう。

お値段はAP5-03ローションよりも、やや高いのですが、あまり気にならない程度かもしれません。

わたしとしてはこちらがお勧めですが、化粧品の常で、まずは使ってみないとわかりません。

 

この二つ、パッケージングが似ているので、まちがって販売してしまいそうになるので、注意してます。

定価からディスカウントして販売しておりますので、ご購入の際は受付スタッフにお声掛けください。

 

大人ニキビのできやすい私は、これらビタミンC誘導体に「トラネキサム酸ローション」、そしてオバジの「デイリーPD(レチノール含有クリーム)」を加えています。

おかけで、48歳と4か月の肌にしては平均点以上の質をキープしているのではないでしょうか?

 

お肌にとってデイリーケアは非常に大切です。

健康な肌にするためには、ACE(ビタミンA、C、E)が不可欠ですね。

 

 

投稿者: みぞぐちクリニック

2014.12.07更新

CDトレチノイン&4%ハイドロキノン

シミの治療は数々あれど、「最もお手軽で安価な治療はなんでしょうか?」と尋ねられたら、私はこう答えます。

「それは、CDトレチノインとハイドロキノンを塗ることです」

ビタミンA誘導体であり、皮膚のターンオーバーを促進してシミの原因となっているメラニン排出を促すトレチノイン。

有効なことは十分わかっているのですが、刺激性が強く、しかも保存があまり効かないデメリットがありました。

それを解決したのが、CD(カルボデキストリン)トレチノインです。

刺激がほとんどなく、メラニン排出効果は同じ。

通常のトレチノインは冷蔵保存でも1か月しか品質維持ができないのですが、CDトレチノインは常温でも6か月持ちます。 

日本では常盤薬品工業しか扱っていません。

もちろん、市販の化粧品のなかにはなく、他社のドクターズコスメにも含有されておりません。

まさにオンリーワンなドクターズコスメです。

 

このCDトレチノインに、ハイドロキノンを合わせて外用治療をすると、さらにシミの除去効果が増します。

というか、これは必須のペアだと思います。

 

当院では、写真にあるように、0.05%CDトレチノイン5gと4%ハイドロキノン(商品名:ユーロクマ)をセットで提供しております。

二つ合わせて3500円(税別)と、比較的安価な設定にしております。

 

但し、満足のいく結果が得られるには、半年から1年ぐらいは必要です。

レーザー治療は痛いし、ダウンタイムが長いから嫌だ!と思われる方にお勧めいたします。

 

まずは、一般外来の診察時間にカウンセリングいたしますので、受付にお声をおかけください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

投稿者: みぞぐちクリニック