スペクトラ(QスイッチYAGレーザー)

局所のシミの除去だけでなく、肝斑治療や美肌・美白治療もできるレーザー治療機器です。

Qスイッチレーザーによるしみの治療

しみの原因であるメラニン色素を分解します

しみは、紫外線などにより肌が強いダメージを受けてメラニン色素が過剰に生成されることで発生します。スペクトラによるしみの治療では、患部にQスイッチヤグレーザーを照射してメラニン色素を分解して改善していきます。
皮膚の表皮に近いしみと、真皮内のしみであるADM(後天性真皮メラノサイトーシス)とでは使用するレーザーの波長が違いますので、それぞれのしみに適した波長を選んで適切に治療します。                                             通常、表皮に近いしみで1~2回、真皮内のしみで3回以上の照射が必要となります。

治療の流れ

  1. クレンジング・洗顔
    クレンジングと洗顔でメイクやお肌の汚れをきれいに落とします。

  2. カウンセリング
    お肌の状態を詳しく確認して、治療内容を丁寧にご説明します。わからないことなどがありましたら、遠慮なく何でもお尋ねください。

  3. レーザー照射
    クーリングしながらレーザーを照射します。痛みは極軽度ですので、ご安心ください。

  4. 治療終了
    治療が終わりましたら、軟膏+テープを7~14日程度貼って閉鎖療法を行います。

  5. フォローアップ受診
    1~2週間後に再度受診して頂き、治療した部分をチェックします。

治療の注意点

  • 治療後の閉鎖療法は必ず行うようにしてください。十分に保護できていないと、治癒期間が長くなる場合があります
  • 治療後、約4割の患者様で「炎症後色素沈着」という状態が起こるケースがあります。通常、半年程度で自然に薄くなっていきますが、改善が遅い場合にはハイドロキノンなどの美白剤を使用することもあります
  • 1回の治療で効果が確認できない場合には、半年程度の間隔を空けて、2回目のレーザー照射を行います

レーザートーニングによる肝斑および色素沈着の治療

肝斑としみは違うことをご存知ですか?

肝斑(かんぱん)とは、一般的に30~40代の女性に多く見られ、両頬に左右対称に現れる茶色いしみの一種です。肝斑ができる原因には様々な説がありますが、はっきりしたことはわかっていません。女性ホルモンが関与しているのではないかと考えられています。

肝斑はしみとは違い、デリケートに治療しなければいけません。従来のレーザー治療器や光治療器による治療では肝斑を悪化させてしまうリスクがあるため、これまではタブーとされていましたが、スペクトラによる「レーザートーニング」なら安全・効果的に治療することができます。トラネキサム酸などの内服薬や、ビタミンCなどの外用剤といった治療を行っても肝斑が改善しなかった方などにおすすめです。

また、炎症後色素沈着などの持続するメラニン沈着に対しても、効果が期待できます。

レーザートーニングの特徴

 数回の治療で効果が実感できます!

これまでずっと肝斑で悩み続けてきた方も、レーザートーニングの治療を数回受けて頂ければ、効果を実感して頂くことができます。

治療時間はわずか15分程度!

レーザートーニングによる肝斑・色素沈着治療の治療時間はわずか15分程度です。治療中の痛みはほとんどなく、麻酔も必要ありません。治療後のクーリングも不要です。

ダウンタイムがほとんどありません!

レーザートーニングによる治療には、ダウンタイムがほとんどありません。治療後にカーゼや絆創膏を貼付する必要もありませんので、気軽に受けて頂くことができます。

小ジワの改善・美白効果も期待できます!

レーザートーニングによる治療を受けることで、肝斑・色素沈着だけでなく、小ジワの改善や美白効果も期待できます。

治療を継続すれば若々しくて透明感のあるお肌が取り戻せます

レーザートーニングによる治療を継続して受けられることで、くすみ、色ムラが改善されて、若々しくて透明感のあるお肌を取り戻すこともできます。

1~2週間に1回のペースで5~10回程度の治療を受けられると効果的です

レーザートーニングによる肝斑治療は、基本的に麻酔を使用せずに行います。治療時間は15分程度で、1~2週間に1回のペースで5~10回程度の治療を受けられると効果を実感して頂くことができます。外用剤などの従来の治療よりも即効性があり、効果を実感しやすいのが特徴です。ダウンタイムもほとんどありませんので、治療当日からメイクして頂けます。

治療の流れ

  1. クレンジング・洗顔
    クレンジングと洗顔でメイクやお肌の汚れをきれいに落とします。

  2. カウンセリング
    お肌の状態を詳しく確認して、治療内容を丁寧にご説明します。わからないことなどがありましたら、遠慮なく何でもお尋ねください。

  3. レーザートーニング実施
    レーザートーニングを15分程度行います。痛みはほとんどないので麻酔も必要なく、治療後のクーリングも必要ありません。

  4. 治療終了
    通常、治療当日からメイクして頂けます。保湿・UVケアをした後にお帰り頂きます。

デュアルピールによる美肌・美白治療

スペクトラピール(ロングパルスYAGレーザー)とルートロピール(ショートパルスYAGレーザー)を組み合わせ、ノーダウンタイムで美肌と美白治療ができるのがデュアルピールです。

しみ・肝斑から肌質改善まで幅広く治療できるレーザー治療器

「スペクトラ」では532nm(KTPレーザー)と1064nm(Nd:YAGレーザー)の2種類のショートパルス(短波長)のほか、ロングパルスレーザーも搭載しているので、肝斑へのトーニングレーザー治療のほか、部分的なしみの治療、お肌の若返り治療まで幅広く使用することができます。

  • しみ・くすみを改善したい
  • 肝斑を改善したい
  • ニキビを改善したい
  • 小ジワを改善したい
  • 色素沈着を改善したい

患者様の様々なお悩みに応じた治療が行える!

スペクトラにはQスイッチモードとロングパルスモード(スペクトラモード)の2種類のモードが搭載されているので、しみ、肝斑、くすみ、色素沈着、ニキビ、小ジワ、毛穴の開き、ハリの低下など、様々なお悩みに応じた治療が行えます。

世界的に効果と安全性が保証されているレーザー治療器です!

「スペクトラ」は美容先進国・韓国のトップメーカーであるルートニック社の製品です。ルートニック社はアジア最大のレーザー機器メーカーで、「スペクトラ」はアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる行政機関)からも認可を受けている、世界的にも効果と安全性が保証されたレーザー治療器です。

肝斑が治療できる「レーザートーニング」!

肝斑にはデリケートな治療が必要なため、今まではレーザー治療器や光治療器による肝斑の治療はタブーとされていました。
スペクトラでは、世界で最も短い5nsecというパルス幅とムラのないビームプロファイルにより、肝斑内のメラニンだけをターゲットして弱いエネルギーを照射し、徐々に破壊していくことができます。

ショート&ロングパルスヤグレーザーによる美肌・美白治療

<スペクトラピール(美肌レーザー)>
ロングパルスヤグレーザーを照射することにより、真皮コラーゲンを増生させ、お肌のハリを生み出します。たるみによる毛穴、小じわにも効果があります。痛みもなく、ダウンタイムもほとんどないため、美容医療が初めての方でも安心して施術を受けられることができます。

<ルートロピール(美白レーザー)>
ショートパルスヤグレーザーを照射し、表皮~真皮層のメラニンを破壊してくすみ・シミ・ADMなどの色素沈着を薄くしていきます。

<デュアルピール(美白&美肌レーザー)>
上記の「スペクトラピール」と「ルートロピール」を連続で行い、美肌と美白を一度に実現できる施術方法です。
一施術で加える熱量が多くなりますので、それぞれの単独治療より効果が格段にアップします。

月1回の定期的施術を受けることにより、美肌・美白効果が持続します。

よくあるご質問(Q&A)

スペクトラ(QスイッチYAGレーザー)とはどんな治療器ですか?

美容先進国・韓国のトップメーカーであるルートニック社の製品で、アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる行政機関)からも認可されている世界レベルの優れたレーザー治療器です。しみ・肝斑から肌質(テクスチャ)の改善まで、幅広い治療が行えます。

1回の治療でしみを改善することはできますか?

皮膚の表皮に近いしみであれば、1~2回の治療で改善することは可能です。真皮内のしみの場合には、3回以上の治療が必要で、さらに3~6ヶ月程度の長期的な治療を受けなければいけないケースもあります。

レーザー治療器で肝斑を治療しても大丈夫ですか?

レーザー治療器や光治療器で治療すると肝斑を悪化させてしまうと言われていますが、スペクトラ(QスイッチYAGレーザー)は肝斑治療に最適な治療器なので大丈夫です。世界で最も短い5nsecというパルス幅とムラのないビームプロファイルにより、肝斑内のメラニンだけをターゲットに肝斑を徐々に破壊していくことができます。

治療中に痛みがないか心配です…

痛みの感じ方には個人差があり、また症状や照射するレーザーの種類によっても違いますが、基本的には強い痛みはありませんのでご安心ください。