エムスカルプトとは
MRIに使われる‟磁力”を応用したHIFEM(ハイフェム:高密度焦点式電磁)という新技術で、強力な筋収縮を短時間に引き起こし、筋肉を増強しながら脂肪も減少させる画期的な医療痩身機器です。
アメリカ合衆国では、すでに名実ともに痩身機器のトピックとなっており、安全性と有効性からFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)から正式に認可されています。
1回の施術(30分間)で、最大7cmの深さの筋肉まで作用し、約2万回収縮させ、筋トレやEMSでは不可能な超極大筋収縮を引き起こします。
それにより、筋肉の成長と同時に脂肪分解も始まり、徐々にアポトーシス(脂肪細胞死)へと至り、脂肪のボリュームが減少します。
適応は、腹部、臀部、二の腕、ふくらはぎなどです。
また、大きな筋肉を鍛えることにより、基礎代謝が上がるため、太りにくい体を作ることができます。
筋肉不足や加齢に伴う臀部の下垂に対して施術を行うことにより、上向きの美しいヒップ形状を実現します。
腹筋などの体幹を支える筋肉を鍛えることにより、日常生活での動作も行いやすくなります。
アスリートの方では、記録の伸びにつながることも期待できます。
エムスカルプト(EMSCULPT)の適応
- ウエストにくびれを作りたい
- ぽっこりした腹部の脂肪を減らしたい
- 臀部を鍛えヒップアップしたい
- 二の腕のたるみ(振袖)を引き締めたい
- ふくらはぎを引き締めたい
- 動機能を高めたい方
- ダイエットや筋トレが苦手な方
- 基礎代謝を上げ、太りにくくなりたい方
エムスカルプト(EMSCULPT)の効果と特徴
5つの特許技術で筋肉を鍛え、脂肪を燃焼させる
筋肉は人体の約35%を占めているにも関わらず、従来の痩身治療器のほとんどが脂肪に着目したものでした。つまり「脂肪は減少しても、筋肉はゆるんだまま」なので、ボディラインまで美しく整えることは難しい状態でした。
また、臀部の形状改善(ヒップアップ)においてはヒアルロン酸注入や外科的手術以外の選択肢がありませんでした。
『エムスカルプト』は、MRIとおなじ磁力を応用した新技術「高密度焦点式電磁(HIFEM/ハイフェム)」により「筋肉増強+脂肪減少」を実現し、さらには筋肉量が増えることで基礎代謝を上げることできるため、太りにくい体質に変えていくことができます。
FDA認可、USPTO(米国特許商標庁)による筋肉と脂肪を対象とした非侵襲的技術の特許を5つ取得しています。
30分間で約2万回の筋収縮を誘発
自発的な筋トレの場合、激しく負荷をかけても、実際には筋肉の一部しか収縮されません。
またシックスパッドなどに代表されるEMS治療では、大部分のエネルギーの到達深度は約1~2cmに限られるので、筋肉の一部分にしか効果を期待できません。
それに対して『エムスカルプト』は、30分間で皮下7cm(筋肉の最深部まで)作用して「筋肉全体」を約2万回「均一に」収縮させ、筋トレやEMSでは不可能な‟超極大筋収縮”を誘発し、筋肉量アップと脂肪細胞のアポトーシス(壊死)を引き起こすことができます。
エムスカルプト(EMSCULPT)と電気刺激装置の比較
エムスカルプの効果
すっきりとしたウエストライン
腹筋を鍛えることで重力に負けて下垂していた内臓を押し上げ、正常な位置に戻してポッコリとお腹を解消します。
体幹の安定による運動パフォーマンスの向上
体幹が安定することで、背筋が伸びて姿勢が良くなり、腰痛や肩こり予防にもつながります。
ゴルフやスキー、水泳、様々な球技など、体幹の強化が必須なスポーツのパフォーマンス向上にもつながります。
上向きの美しいヒップライン
『エムスカルプト』でヒップの筋肉量を増やすことで上向きの引き締まったヒップラインに整え、タイトスカートやジーンズを履いたときの美しいラインを実現します。
ダンスやスポーツのパフォーマンス向上も期待できます。
引き締まった二の腕
二の腕の裏側「上腕三頭筋」が衰え、脂肪がつきやすくなると、ダラリとたるんだ「振袖」状態になります。
「上腕三頭筋」を『エムスカルプト』鍛えることで、適度な筋肉量アップと脂肪減少により、たるんだ二の腕を引き締めることができます。
ノースリーブを着た時にすっきりと見せたい方には最適です。
筋力アップ・運動能力の向上
脚および体幹の筋肉が衰えると、身体のバランスが取りづらく、日常動作もスムーズに行えなくなります。
『エムスカルプト』は痩身を求めるかただけではなく、加齢による筋肉量減少が起こりはじめる50代以上世代の方々にもお勧めいたします。
特に、今までしっかりとした運動することがなかった方には、負担が少なく無理のない筋肉量アップの方法として最適です。
まずは、体幹を支持する腹筋から鍛えることにより、他の筋肉のトレーニングに進みやすくなります。
エムスカルプト(EMSCULPT)の持続と頻度について
推奨頻度【治療回数】1クール4回 【治療間隔】1~2週間間隔 【所要時間】1部位30分
1回の照射で効果を感じる方、回数を重ねるごとに徐々に変化を感じられる方など、筋肉量、脂肪量によって体感は様々です。
治療の有効性を高めるためには、最低でも4回の継続が必要です。
負荷後の筋肉の再生・回復には約48~72時間ほど必要とされます。(超回復期)
筋肉痛がなければ、前回の施術の3日後から照射可能です。筋肉痛が出ている間は、まだ筋線維の修復が終わっていないことを示しています。
施術が1クール終わった後、3~6ヶ月間効果が持続します。
女性の方や男性の方でも筋肉量が少ない方の場合、治療回数増やしていく必要があります。
エムスカルプトの禁忌事項について
- お腹の調子が悪い方
- ペースメーカーや植え込み型除細動器、神経刺激装置のインプラント、電子インプラント、金属インプラントを挿入されている方
- 照射希望部位に未治療の感染症及び炎症がある方
- 腹部に手術歴や既往症がある方
- 治療部位に金の糸など金属、シリコンが挿入されている方
- 注入直後の皮膚充填剤(ヒアルロン酸など)が入っている方
- 妊娠中の方
- 出産3カ月未満の方
- 悪性腫瘍、肺機能不全、重度の心臓疾患、精神疾患、てんかん、自己免疫疾患、ベル麻痺の方
- 副腎皮質ステロイド内服薬を投与されている方