大阪発、エムスカルプト&ヴァンキッシュのハイブリッド!部分痩身プロジェクト大阪2020!
「部分痩身プロジェクト大阪2020」の詳細をブログで書き始めて、各方面からお問い合わせをいただいております。
美容医療のトレンドは、やはりアメリカや韓国、ヨーロッパが最先端で、その後日本にやってきます。
エムスカルプト&ヴァンキッシュMEも例外でありません。
まず5年ほど前に、アメリカから「非接触性RF(高周波)痩身機器」として、ヴァンキッシュMEが来日しました。
機器本体の値段の手ごろ感もあり、瞬く間に日本全国のクリニックへ広がりました。
ヴァンキッシュMEは、前回のブログでご説明した通り、
「『セレクティブRFシステム』により、深さ約2.5㎝までの脂肪細胞を44~45度に温めて、細胞壊死を誘発」します
「腹部、背部、大腿などに比較的広い範囲の部分痩身に向いて」います。
ヴァンキッシュMEの効果を検討した医学論文を読んでみると、「1クール(4回)で腹部脂肪の厚みが平均5㎜減少した」とのことです。
「少なっ!」と思われることでしょう。
ヴァンキッシュMEは、侵襲が少ない分、急激に脂肪が減ることはありません。(中には、著明な効果が出る方もいらっしゃいますが)
その分、1回あたりの値段がお手頃です。
他の「冷却系」の部分痩身機器での料金は1回6~8万ですが、バンキッシュMEは、1回2~3万が相場です。
冷却系の機器を1回やっただけで望み通りの効果が出る方はいません。効果が出ても3ー4回は必要でしょう。
当院のヴァンキッシュのメニューでは、1クール(4回)で10万円ですが、20万円分(2クール)も行えば、ある程度目に見える効果が期待できます。
毎週施術を受けるとして、約2か月で平均10mmの厚さの脂肪が消えてなくなるのです。(もちろん、効果には個人差があります)
そして、2018年アメリカで発売されたHIFEM理論を応用した部分痩身機器「エムスカルプト」は、現地では爆発的なブームを引き起こしました。
従来の「脂肪減少」に加え、「筋肉増大」というおまけがついていますので、従来の部分痩身機器よりきわめて「健康的」な変化を起こします。
こう書くと、一般女子の中では「そんな筋肉隆々にはなりたくない」とネガティブな意見が必ず起こりますが、心配ご無用です。
エムスカルプトでは、綺麗に筋肉をつけ、脂肪を落とすだけです。
筋肉隆々になるためには、もっと重い負荷をかけたトレーニングが必要なのですから。
またアンチエイジング的な意味からも、腹筋を鍛えることは体幹を鍛えることになりますから、非常に大切です。
さらに、女子たちにとっては「美尻」も大切ですから、ちょっと恥ずかしい気持ちを乗り越えて、エムスカルプトを1~2週に1回、計4回当ててみてください。キュッとした、デニムの似合うヒップが出来上がります。
夏までは、余裕があると思っていても、あっという間です。
そして当院は、エムスカルプトとバンキッシュMEの両機種を導入している、日本でも数少ない施設の一つです。
双方の機器を同日施術することで、さらなる効果を引きだすことができそうです。
さて、肝心の料金ですが、HPの表記上は大人の事情で、「エムスカルプト1部位1回10万円、 リピート特価」となっております。
実際は、1クール(4回)の総額は、福沢諭吉20人以下で設定する予定ですから、LINEで飛んでくるご案内をお待ちください。
また「ヴァンキッシュME1回3万円4回コース10万円」との価格は、初期のキャンペーンではエムスカルプトとの抱き合わせで驚愕のお値段に設定するつもりです。これまたLINEメッセージでのクローズドされた中でしか、お知らせいたしませんのでお見逃しなく。
さあ、「部分痩身プロジェクト大阪2020」は、さらにヒートアップしてきますよ。
名実ともに「大阪で部分痩身といえば、みぞぐちクリニック!」にしたいですね。
エムスカルプト&ヴァンキッシュMEでお腹周りの浮き輪を撃退!
さて、前回のウルトラセルQ+「リニア」で頬とあご下の脂肪を撃退したのちは、年齢をとわず気になる「お腹周りの脂肪」に目を向けましょう。
このお腹周りの脂肪、ご存じの通り、なかなか取れません。
20,30代の基礎代謝がまだまだしっかりある方であれば、運動とダイエットで効果が期待できますが、40代以降になるとなかなかそうはいきません。
成功したとしても、40代以降の痩身目的のダイエットは、顔だけやせてげっそりした感じになることもあり、注意が必要です。
そして何よりも、「きつめの腹筋を毎日30回×3セットを3か月続けましょう」と言われても、できる人は限られているという現実。
私も最近になって、定期的な運動を始めましたが、体重は減っていくわりにはお腹周りの皮下脂肪がなかなか減らないのを実感しています。
私は決してメタボ体形ではないのですが、Tシャツなどを着た時に、お腹だけポコッと出てる自分の写真を見ると、げんなりしますので、これだけは何とかしたい。
これは、ある52歳男性Sさんの実際のお腹の写真ですが、この方もメタボ体形ではございませんが、お世辞にも美しいとは言えません。
172.5㎝の71.5㎏ですから、肥満でもありませんが、なんとなくだらんとしてます。
やはり、加齢と運動不足によって腹筋と背筋が弱くなり、腹筋による制圧がないため、お腹に力を入れないリラックスの状態だと、腹直筋の上の脂肪の塊が前方にポッコリ出てきます。
それに加えて、ちょうど両サイドの腹斜筋あたりに乗っている脂肪の塊によって、一連の「脂肪の浮き輪を」が形成されています。
この方に「部分痩身プロジェクト2020」のモニター患者さんとして、ご参加いただき、経過を追っていきたいと思います。
さて、そのプロジェクトとは?
①エムスカルプト 1~2週間に1回を計4回。
②ヴァンキッシュME 1~2週間に1回を計4回
たったこれだけです。
(セルライトのある方は「セルトーン」でセルライトを潰しながら、並行して上記2機種を受けて頂きます。)
エムスカルプトはヴェリテクリニックさんについで、関西では2番目の導入です。(2020年1月10日現在)
ヴァンキッシュは湘南美容クリニックさんをはじめ、全国の美容皮膚科クリニックに導入されています。
ただし、エムスカルプトとヴァンキッシュMEの両方を使用しているクリニックは全国でまだ数えるほどです。
なぜ、エムスカルプトとヴァンキッシュの両方が必要かといいますと、どちらも同じ部分痩身のマシンですが、それぞれ効果発現の理論が異なるからです。
エムスカルプトは、HIFEM理論により深さ7㎝までの筋肉を収縮させ肥大を引き起こし、さらには脂肪細胞の壊死を誘発します。もちろん筋肉量も増えて基礎代謝が上昇するため、リバウンドが起こりにくくなります。
また、エムスカルプトで腹筋を鍛えることで、体幹がしっかりするため、日常生活の諸動作が楽になります。
アスリートの方であれば、競技能力の向上が望めます。
おっさんゴルファーであれば、ドライバーの飛距離が20ヤードは伸びます。
ヴァンキッシュMEは「セレクティブRFシステム」により、深さ約2.5㎝までの脂肪細胞を44~45度に温めて、細胞壊死を誘発します。
腹部、背部、大腿などに比較的広い範囲の部分痩身に向いています。特に腹部の両サイドにある脂肪には、エムスカルプトよりも効果が出やすいと思われます。
この二つのマシンを連続して受けて頂くと、それぞれ単体の施術よりも、効果発現の確率は上がります。
今のところエムスカルプトは1回10万円という高額な料金ですが、当院ではLINEお友達限定で「リピート特典」を設けています。
一度受けていただき、効果を実感できた方は、2回目以降を「リピート特典」を利用してお得な料金で受けることができます。
(詳しくは1月中にLINEメッセージで送られるクーポンをお読みください)
さあ、「部分痩身プロジェクト大阪2020」に参加した、Sさんの今後やいかに!!
楽しみにご期待ください。
2020年は、ボディシェイピング施術に注目です。
あけましておめでとうございます。
いよいよ2020年も始まりました。
ですが、あまりに時間経過のスピードが速すぎて、年末年始の感覚が薄めです。
さて、昨年のブログでもご報告の通り、今年のみぞぐちクリニックは通常の美容医療に加えて、さらに「部分痩身」に注目していきます。
30代の若年世代はもちろんですが、とくに40代半ば以降にフェイスラインとボディラインがぼってりしてきた方に是非トライしていただきたいと思っています。
「部分痩身プロジェクト2020」に使用するマシンは、以下の4つです。
①顔(頬・あご)の部分痩身・・・・・ウルトラセルQプラス 「リニア」
②腹部、二の腕、ふくらはぎ、臀部(ヒップアップ)・・・・エムスカルプト
③腹部、背部、太もも、二の腕・・・・ヴァンキッシュME
④セルライト・・・・セルトーン
いつものように、さっそく院長自らが体験して、効果を実証していきます。
まずは、ウルトラセルQプラス「リニア」。
正月早々、クリニックに赴き、、バシバシ打ち込んできました。
カートリッジに「Linear 4.5」との表示。
通常のHIFUとは異なり「リニア=線状」に照射されますので、周囲へ熱が放散しやすく、痛みも和らぎます。
私の場合は、マーラーファットとバッカルファットが最近目立ってきました。
顎下の脂肪は相対的には少ないので、今回は照射はしません。
集中的に、片方200ラインずつ、計400ラインを打ち込みます。
通常の4.5㎜カートリッジで打ち込むよりも痛みは格段に少ないです。
メーカー推奨は、0.4~0.7ジュールですが、痛みに強い私は0.9ジュールまでアップさせて打ち込みました。
今回は「追加照射」として、通常の3.0㎜カートリッジで1.2ジュール(こちらも通常は0.7ジュールがスタンダード)200ラインを照射しました。さらなる脂肪減少とリフトアップが期待できます。
さらにさらに、1.5㎜のカートリッジで200ラインも照射。いわゆる「ハイフシャワー」的な打ち方で表皮に熱を加え、ハリを引き出します。
通常は、この「リニア」での治療を2週間に1回の間隔で行うと、効果が実感しやすいと思います。
術後は、熱による浮腫が若干のハリをもたらしますので、メーカーがよく言う「即時効果」がみられますが、これはHIFU治療の本質ではありません。
脂肪細胞のアポトーシス(壊死)もすぐには起こりません。
1~3か月かけてじわじわと進みますので、最大効果がみられるのは3か月後です。
ん?、これって、HIFU治療でリフトアップがみられる経過と同じですね。
私の考えるに、HIFU治療ではSMAS層への照射は確実にリフトアップにつながります。
しかし、それ以外の部分(真皮と皮下組織層)では、コラーゲンとエラスチン増加および脂肪細胞減少によるものが効果の主役ではないかと。
実際に組織が短縮してリフトアップに貢献している部分はSMAS層に限られているのではないのでしょうか???
最近では、HIFU治療の経験の多い先生は、4.5㎜のカートリッジではSMAS層のみ照射するようですし、この考えはおそらく正解なのでしょう。
HIFUと一緒にサーマクールなどのRF(高周波)治療を併用すると効果がアップすることからも、これは納得がいきます。
よって、40代以降のボッテリとした脂肪ををスッキリと減らすには、「HIFU」と「RF」の組み合わせがベストといえます。
(この場合、リフトアップはおこないません)
当院においては、HIFU機器は「ウルトラセルQプラス・リニア」、RF機器は「インフィニ・ハイブリッド」を下記の要領で使用します。
①インフィニ・ハイブリッドでRF(高周波)を頬・あご下などの脂肪の多い部分のみ照射。
②ウルトラセルQプラス3.0㎜のスタンダートカートリッジで脂肪の多い箇所を左右それぞれ50~100ラインずつ計100~200ライン照射。
③ウルトラセルQプラス4「リニア」カートリッジで脂肪多いところを左右100~150ラインずつ計200~300ライン照射。
全行程30分ぐらいで済みますし、ウルセラよりも痛みが少ないので、施術の敷居を低くさせてくれます。
名付けて「ウルトラセル・ハイブリッド」!
、、ってそのままですが。。。
2020年から正式なメニューに加えています。
通常のウルトラセルQプラスでは400ラインで60,000円がスタンダード料金です。
他のクリニックではなかなか受けることのできない治療ですし、ぜひ効果をご体感ください。
次回は、いよいよエムスカルプトです。
部分痩身プロジェクト大阪2020~新しい痩身HIFU「ウルトラセルQプラス リニア」~
さて、今回は前回の続き。
「痩身プロジェクト2020」では、腹部、臀部、四肢などの痩身には「エムスカルプト」&「ヴァンキッシュ」の2つの機器がメインとなりますが、やはり気になるのは「あご下」や頬・口元の余分な脂肪だと思います。
当院でも脂肪溶解注射、インフィニ・ハイブリッドやトリニティプラスなどのRF(高周波)治療で対応している領域ですが、今後は次なる方法が導入されます。
それは、「ウルトラセルQプラス リニア」と呼ばれるカートリッジを使った治療です。
ご存じの通り、「ウルトラセルQプラス」は、韓国の美容機器トップメーカーであるジェイシスが販売しているHIFU機器です。
基本的な理論はHIFUの最高峰機種「ウルセラ」と同じですが、やはり後発品だけあって、本家本元の「ウルセラ」には設定のないカートリッジである「リニア」を開発しました。
Linear(リニア)とは「線」を意味します。
イラストのように焼灼部分が「線状」になるため、従来のドット状と比べると痛みが少ないのが特徴の一つです。
また、熱エネルギーがドット状よりも6倍広範囲に広がり、脂肪細胞を壊死させることができます。
タイトニングとリフトアップよりも、脂肪減少に目的を置いているカートリッジというわけです。
メーカー推奨は300ラインですが、もちろん400ライン照射をすれば、さらに効果が上がります。
そのため当院では、400ラインで60,000円(税別)の設定にしています。
さらに、1回の治療で終わるよりも、2週間おきに3~4回照射することで、より高い効果が期待できるのは言うまでもありません。
照射部分は、「あご下の脂肪」「頬や口元の脂肪」です。
LINEお友達の方には、3回コースでお得なプランもご用意しておりますので、お楽しみに!
また、HIFUとRFを組みあわせた「ウルサーマ」(ウルセラとサーマクールの同時施術)のコンセプトと同じように、インフィニ・ハイブリッドとの組み合わせ治療も効果的と思われます。
脂肪吸引は最も効果的ですが、そこまで侵襲的な施術を受ける気持ちがない方も多くいらっしゃいます。
この「ウルトラセルQプラス リニア」と「インフィニ・ハイブリッド」の組み合わせは、は徐々に脂肪が減っていき、同時にタイトニングもできればよいと思われる方には、最適な治療でしょう。
さあ、「痩身プロジェクト大阪2020」で、来年はメリハリの利いた極上ボディを手に入れましょう!
最新の機種を使って、最小の努力だけで、最大の効果をゲットです!
部分痩身プロジェクト大阪2020が始まります!~エムスカルプト&ヴァンキッシュMEでボディスカルプティング~
年の瀬です。
今年2019年をふりかえってみると、なんといってもラグビーワールドカップが最も注目されたイベントでしたね。
日本代表選手たちの鍛え上げられた肉体は、機能美も伴って、もはや芸術的でさえありました。
計画的な厳しいフィットネスとハードな練習の繰り返しが作り上げたものでありましょう。
一方、アスリートたちとは真逆の生活を送る我々一般人は、彼らのような引き締まった肉体にあこがれを抱きます。
そうでなくとも、お風呂上りに鏡に映るだらりとタルんだ身体を見ながら、こう思います。
「おなかの肉、なんでここだけポッコリ出てくるのかなぁ。。。」
「お尻のたるみ、キュッとあがったら、ジーンズも綺麗にはけるのに。。。」
「二の腕のたるみ、だんだんひどくなる。ノースリーブのワンピースが着れない。。。。」
女性も男性も、年齢ともに体形が変わります。
特に女性は、年齢に関係なくご自身の体形にコンプレックスを感じている方は少なくありません。
ところが、日本人は欧米人に比較すると、体脂肪率はまだまだ低く、決して肥満ではない人が大半です。
でも、「もっと痩せたい」とみんな思っています。
なぜ???
それは、みんな「肥満」が嫌なのではなくて、「綺麗なスタイルを手に入れたい」からです。
体形維持のためには、食事制限も必要ですが、もっと必要なことは「運動」です。
しかし、結果がでるまでには、一定以上の負荷を定期的・継続的にかけて筋肉を鍛えて、基礎代謝を上げなければなりません。
それができる人は非常に限られています。
週に3回、ジムに1年間通える人、そしてそれを2年、3年と続ける人は、ジム会員全体の2割というデータがあります。
中には、ジムにしっかり通っていても、トレーニング内容が十分でないために目標が達成できない方もいます。
「運動」を習慣化して効果を出すことは、やっぱり簡単ではないのです。
ライザップはお客さんを徹底的に管理し、追い込むことで結果にコミットしてくれますが、リバウンド率も高いと聞きます。
なぜならそれは「厳しい運動は、つらい」という現実があるからです。
では、つらくない脂肪減少の方法はあるでしょうか?
その方法の一つとして、脂肪吸引というものがありますが、施術にともなう様々なリスクのため、一時の勢いはありません。
それに代わり、ここ10年では「冷却」「超音波」「高周波」「レーザー」などによる脂肪減量方法が注目されてきましたが、それらは効果発現に非常に個人差があります。
そして、いずれも「脂肪細胞」しかターゲットにしておらず、人間本来の機能美に必要な「筋肉」のことを一切考えていません。
私の考える「痩身」とは、「筋肉を鍛えながら脂肪細胞を壊死させ、局所のスカルプティング(彫刻を施すこと)を行い、美しい体形を維持する」ことです。
そうそう、一つだけありました。
シックスパッドに代表される「EMS」療法です。
しかし、これは非常に効率が悪い方法です。
なぜなら、EMSによって流れる電流は筋層の深さ1~2㎝が限界なので、筋肉全体の収縮は望めません。
また脂肪細胞への直接な作用もないため、結果が出るまでに非常に長い時間がかかります。
毎日、毎日張り付けて、筋肉ブルブルさせて、数か月かかります。
そのため途中でドロップアウトする方が非常に多いのが現実です。(実は私もその一人、、、、)
そのような現状の中、2018年にアメリカで販売開始となった、痩身マシンがあります。
その名も「EMSCULPT(エムスカルプト)」
触れ込みは「筋肉をつけながら脂肪を燃焼する唯一の非侵襲的治療」です。
発売1年で、アメリカでは400台売れています。
HIFEM(ハイフェム)と呼ばれる技術を利用して、筋肉を30分間に2万回も収縮させるとんでもないことをやってくれるマシンです。
HIFEM(High Intensity Focused ElectroMaganetic Field)は、日本語訳すると「高密度焦点式電磁場」といいます。
具体的には、「電磁場の力で筋肉収縮を強制的に引き起こして、筋肥大と脂肪壊死を誘発する」方法です。
HIFEM理論では、このある意味「不自然な(超自然というほうがぴったりですが)」筋肉の収縮によって、人間の努力と根性では絶対に成しえない効率とスピードで筋肥大させ、さらには脂肪壊死を引き起こすことが可能なのです。
実際、私もデモンストレーションでお腹に一度受けましたが、施術後数日で明らかに腹直筋の肥大が感じられました。
脂肪の減少は筋肉の肥大に遅れるため、壊死した脂肪細胞が除去されるであろう1~3か月後に効果を実感できます。
最初は1週間おきに合計4回受けるのがベスト。
以後は、決まった施術間隔はありません。
体形維持のため、1~2か月に1回ぐらいでもよいのでしょう。
アメリカでの200人を対象をした臨床試験では、9割以上の人が効果に満足したという結果でした。
これは、医療機器の世界ではあまり例を見ない、非常に高い数字です。
理論だけでなくリアルワールドでもしっかり効果を証明しています。
当院では、オリンピックイヤーの2020年に「部分痩身プロジェクト大阪2020」と題して、ボディスカルプティングの分野にも挑戦することにいたしました。
その一つが、この「エムスカルプト」の導入です。
大阪ではヴェリテクリニック様に次いで、2台めとなります。
早速、この年末にクリニックにやってきます。
腹部、二の腕、臀部、ふくらはぎなどが施術可能です。
そして、エムスカルプトとコンビで施術すると効果あり、と思えるのが「ヴァンキッシュME(ミー)」と呼ばれる高周波の部分痩身マシンです。
エムスカルプトと同時に受けることで、さらに脂肪減少のスピードと効率をアップさせることができます。
さらには、あご下の脂肪を減少させる新しいHIFU「ウルトラセルQプラス リニア」も導入です。
これについては、次回に。
さらに上の美白&美肌を目指すなら、ピコフラクショナル!
乾燥の季節、皆様もスキンケアに油断ができない今日この頃です。
しっかり保湿をコストパフォーマンス最大に求めるなら、保険診療で処方できる「ヘパリン類似物質~」のシリーズをこれでもかこれでもかと塗りたくるのもありですが、これはちょっと社会問題となった時期もありまして、あまり公にお勧めはできませんが。。。。
当院では、数年前から「グラファ モイスチャーキープ MC」という保湿剤をお勧めしております。
これを販売している「グラファ ラボラトリーズ」という会社、大阪市北区に本社がありまして、他にハイドロキノンや日焼け止めクリームなども販売しているのですが、とにかく真面目な会社です。
大手と違い、派手な宣伝はせず、品質と使用感にこだわり製品を作っているようです。
この「モイスチャーキープ MC」、サラリしている割には保湿力が長持ちするという特徴を持っています。(HPはこちらを参照)
お値段も130ℊで2,200円(税込)ですから、性能から判断するとコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか?
さて、本題です。
ピコレーザーの最新機種「ピコウェイ」が当院にやってきて、はやくも4か月が経過しております。
主に「もやっとした色素沈着、くすみ」の患者様にお受けいただいて好評を博してはおりますが、それでもなかなかすっきりと色素沈着が取れない方もいらっしゃいます。
そして、色素沈着やくすみなどの色調だけでなく、肌質の改善もどうにかならないかとご相談を受けます。
その際にお勧めしているのが、同じピコウェイを使用した治療、「ピコフラクショナル」です。
当院ではオリジナルな方法として、2つの波長(532nmと1064nm)のフラクショナルレーザーを同日に照射しております。
レーザーには波長の長さによる到達点の違いがございます。
具体的には、532nmの波長レーザーは「角質~表皮」までの比較的肌の浅い部分に到達し、1064nmの波長レーザーは「真皮」までの深い部分に到達します。
つまり、ピコトーニングでは取り切れない皮膚の浅い層にあるメラニンを破壊し、角質~表皮のテクスチャーを再構築し、さらには真皮層にあるメラニンも破壊し、線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンなどを増生し、肌の浅層から深層までしっかりと治療することができるのです。
現時点において、レーザーによる美肌・美白治療の最高峰といえるでしょう。
フォト治療などにも反応しない色素沈着には最適だと思います。
ピコフラクショナルレーザーの治療は、1回35,000円(税別)ですが、3回コースで94,500円とお得になります。
さらに「ピコフラクショナル3回コース20%オフキャンペーン」を、来年1月から2月末までの予定で行います。
LINEお友達限定ですが、実質1回25,200円(税別)でお受けいただけます。(ポイント付与はございません)
ピコフラクショナルレーザー治療では、従来の炭酸ガスフラクショナルレーザーの治療後ほどの、強く長いダウンタイムはございません。
長くて3日、少々顔が赤くなるという程度です。
かさぶたができないので、メイクで十分隠すことができる程度の赤さです。
(施術時の痛みがありますので、痛みに弱い方はクリーム麻酔をオプション追加されることをお勧めします。)
当院では鎮静パックを術後に行っておりますので、ダウンタイムについては安心していただけると思います。
オプションの成長因子を術後に塗布することで、肌の修復機能が増すため、効果も上がってダウンタイムもさらに短くなります。
個人的には、フラクショナル系の治療(ダーマペン、エコツー、ラセムドなど)には成長因子は必須と考えております。
成長因子の詳細については、また別の機会に。
ドクター施術の12月の予約は、ほぼいっぱいですが、キャンセル待ちもお受けしております。
「ハイドラフェイシャル」、「ラセムド」、「マッサージピール」、「エンビロンイオン導入」、「脱毛レーザー」は、ご予約枠に余裕がございます。
とくにお勧めは、マッサージピールです。
シンプルですが、繰り返すと、地味に効いてきます。
さらに「ダーマペン4」と組み合わせて行う「ベルベットスキン」とよばれる施術で、さらにツルリン・プルプル肌に近づくことができます。「
気になる方は、受付スタッフまでご予約のお電話を。
★2020年1月1日からメニュー項目および料金が改訂になります。ご了承くださいませ。
今泉スキンクリニックでヒアルロン酸&エランセのセミナーに参加してきました。
気持ちの良い日曜日です。
11月という事を忘れそうです。
さて久しぶりに東京へ修行トリップです。
今回は、六本木にある今泉スキンクリニックでヒアルロン酸とエランセの勉強会に参加してきました。
今泉先生の早くて無駄のない注入手技を生で見れることは貴重な体験です。
まだまだトップクラスの先生から学ぶことは多いですね。
自分の注入手技が間違ってないことが確認でき、更に新たな気づきもありました。
特に耳の前から始まり下顎角〜フェイスラインとつながるところへのヒアルロン酸注入は、50代以降のたるみの始まった方には非常に有効です。
書いたメモはグチャグチャですが(笑)
明日からのフィラー治療スキルアップは確実。
まずは師長さん、毎度のことながらデモ患者役、よろしくお願いします!
参加した先生方を交えての記念撮影。
「美、けがれなく、道、険し。」
ラグビーワールドカップの日本代表の活躍、素晴らしかったですね。
4年前のワールドカップの時は「お、なかなか日本もやるやん!」みたいな感じでしたが、今回は「おお、日本めっちゃ強いやん!」に変わりました。
私も大学時代は超弱小ながら、医学部ラグビー部に所属しておりました。当時はスタンドオフ(日本代表の田村選手と同じポジション)を担当してましたが、スクラムの時点でつぶされてなかなかボールが回ってきませんでしたねー(苦笑)
週に3日しか練習しない弱小チームとは言えど、当時の練習は滅茶苦茶つらかったのを思い出します。
今の日本代表選手たちも、文字通り「死ぬほど」練習したそうですね。260日間の合宿なんてスゴすぎます。
個人個人のスキルが格段にアップしているうえに、かなり持久力がついていることに驚愕しました。
何かを成し遂げようとするときは、時間と費用をかけ、さらには痛みと苦しみを受け入れないとダメですね。
「目的を定めて、やるべきことを粛々と行い、痛みと苦しみに耐え、失敗に気づけば修正し、レベルアップしていく。」
そこには、中途半端な言い訳は存在しません。
これは誰しもできることではありませんが、私自身は自分の好きなフィールド内ではこの姿勢を常に持ちたいと考えています。
その一つが「美容医療」であることは間違いありません。
自分の判断、スキルがお客様・患者様の体に赤裸々に現れます。
私は神のような魔法は使えませんし、人それぞれ治療に対する反応が違います。
そのため十分な成果がでず、失望される方も少なからずいらっしゃいます。
少しでも成功確率をあげるため、メーカーから与えられたマニュアル通りではなく、オリジナルな方法を経験的・理論的に考えるようにしています。
少し前まではエキスパートの先生方のレクチャーを聞きまくり、その通り模倣していましたが、実践しているうちに「あれ、こっちの方がいいんじゃないの?」みたいなところに気づくこともあります。
医療の世界、ことに美容医療の世界は「昨日の常識は、今日の非常識」的なところもあったりしますので、常に柔軟な思考が必要だと思っています。
何が本物で、何が偽物か?
メーカーの美辞麗句に惑わされることなく、有効治療法をしっかり見極めていく能力を磨いていかなければなりません。
さて、そういう観点から今もっともお勧めの治療をセレクトしてみます。
1)しみなどの色素沈着に対して
①ピコトーニング・・・紛れもない色素治療の王道になりつつあります。特に当院で採用している「ピコウエイ」は逸品です。ポイントはメーカー推奨の1.5倍のパワー設定で、2倍以上のショット数で照射すること。色素も薄くなり、肌質も改善します。従来のナノレーザー(当院ではルートロニック社のスペクトラ)の出番は全く必要ありません。
②SR・・・旧オーロラ。イープラスのアプリケーターの一つで、フォトフェイシャルとRF(高周波)を組み合わせています。薄い色素沈着にはあまり効果はありませんが、月1回ペースで長く続けていると、少しずつの累積効果で色白でプルプルしたお肌になります。人によってはフラッシュライトの熱感が辛く感じることもありますが、コストパフォーマンスが高い治療です。
2)シワ、肌のテクスチャー改善など
①ピコフラクショナル・・・ピコレーザーを1点だけでなく複数の格子状に照射して、表皮~真皮浅層まで熱焼灼することで、そこからの治癒機転による肌の新生を促す治療です。従来の炭酸ガスフラクショナルレーザーより、作用は弱いですが、ダウンタイムが短いのが利点です。回数をかけることで徐々に滑らかな肌質に変えていきます。
②ダーマペン4・・・複数の針で表皮に微小な傷をつけて、肌の再生を促します。フラクショナルレーザーとの大きな違いは、熱を使わないのでダウンタイムが短いこと。真皮まで針で穴をあけることができるので、いわゆる「ドラッグデリバリーシステム」の一つとして使えること。逆に言えば、ただ穴をあけるだけでは効果は限定的でフラクショナルレーザーより弱いため、同時に成長因子、コラーゲン増殖因子などを入れなければ本当の意味がないと思われます。当院では、成長・コラーゲン増殖因子として「アムニオジェニックス」「PCL」などの製剤をセレクトしています。
③マッサージピール・・・ピーリング剤ですが、表皮のピーリング作用はそこそこで肌がつるっとするレベルで収まってくれます。日本人にはちょうど良い感じ。主成分のTCA(トリクロロ酢酸)が真皮以下に浸透するように特殊調整されているので、コラーゲン・エラスチンも増えてきます。何よりもお手軽な感じが良いです。当院では1回のコストもお安めです。最近では、ダーマペンとの併用で効果がアップするとのことで、実践されている先生もいらっしゃいます。
④ボトックス&ヒアルロン酸・・・表情ジワにはボトックス、刻み込まれた深いしわ(額・法令線)などにはヒアルロン酸です。即効性が期待できます。皆さんが考えるほど、不自然になりませんし、むしろ少量ずついれることで自然で若々しい状態を維持できます。ヒアルロン酸は、注入後に溶かすこともできます。芸能人でパンパンな顔になっている人は、その顔が気に入っているからです。常識的なセンスあるドクターならそんな不自然なほど注入しませんので大丈夫です。
3)たるみ、もたつき
①ウルセラ・・・説明不要のHIFU(ハイフ)最高機種。いまだにウルセラを超える機種は開発されていません。消耗品であるカートリッジが異常に高いので、施術値段をさげることができない施設が多いのも事実。半年~1年の間隔で行うとかなりのリフトアップ効果が期待できます。痛みに弱い人のため、当院ではプロボフォールの麻酔で完全に眠ってもらって施術をすることもできます。
②ウルトラセルQプラス・・・ウルセラのジェネリック版HIFU。韓国のトップメーカーの一つジェイシス社の製品。カートリッジの値段がウルセラの半分以下の程度なので、ショット数を倍にできる。超音波集簇による焼灼点がウルセラより小さいので、同じパワーで比較するとウルセラより痛みは少ないです。もちろん効果は劣ります。その点を考慮したのか、最近のソフトのバージョンアップでは、出力の上限値が上がりました。そして、脂肪減少を狙った新しいカートリッジも発売されました。こいつはあご下の脂肪に効果が期待できそうです。
③インフィニ・ハイブリッド・・・いわゆるフラクショナルRF器機の一つ。RF(高周波)で真皮および皮下組織の引き締めます。脂肪が少なくなり、皮下組織および支持じん帯がしっかりしてきます。ハリのある小顔効果が期待できます。。導入当初は、あまり期待してなった機器でしたが、今では当院で最も活躍する頼もしいやつです。まぶたの上にも照射できるので、「眼が開けやすくなった」との評価されることも多い器機です。
4)お肌全体の老化防止、しみもたるみもシワも全部
①トリニティプラス・・・3つのアプリケーターで、しみ、しわ、たるみを全部ケア。お肌の基礎工事用。これだけでも毎月続けているとかなり効果あります。
②ボトックス&ヒアルロン酸・・・前述のとおり、少しずつ入れておくことで、かなりの効果を期待できます。
③上記の機器や施術の組み合わせを月々交代で・・・トリニティプラスでは不十分、もしくはコストをかけてもいろいろやってみたい方は、隔月で上記の機器を交代で行っていくことも有効です。
たとえば、ピコトーニングとインフィニ・ハイブリッドを交互に受けると、しみ・くすみとたるみの両方への対策となります。ボトックス、ヒアルロン酸はむしろ必須かもしれません。
そして何よりも、忘れてはいけないこと。
「効果を信じて、愚直に、あきらめないで施術を続けて受ける。」
ずっと、続けてらしゃる方は、やはりきれいです。
ラグビー日本代表のように、ハードな練習の向こう側に大きな成果が待っています。
「美けがれなく、道険し」
さあ、4年後とは言わず、1年後に素晴らしい変化を遂げるため、はじめの一歩を踏み出しましょう!
みぞぐちクリニックは、さまざまな施術器機、ドクターズコスメを取りそろえて、皆様の「美活」のお手伝いをさせていただきます!
ヒアルロン酸注入(下顔面&上顎のしわ)
今回はヒアルロン酸注入です。
ヒアルロン酸注入というと、嫌いな人、怖がる人もまだまだ多くいらっしゃいます。
最近では、良質なヒアルロン酸がほとんどですし、先のとがってない「カニューレ」を使用した手技も当たり前になってきています。
頬やあごにヒアルロン酸を入れることで、若い時の顔に近づけることができます。
嫌いな方は、「あの芸能人みたいにパンパンになりたくない」などと極端な例をお話しされます。
それも注入の仕方、注入後の対処の問題です。
仮に入れすぎた、術後に思いのほか水分を含んで膨らんだ、と実感されたら、ヒアルロン酸は溶かすことができます。
ミリ単位での修正はできませんが、不自然な状態であれば、自然な状態に戻すことができます。
皮下出血のリスクはありますが、コンシーラーで隠せます。
さて、今回のモデルは、Y.Mさん(推定年齢50歳)です。ラセムドを施術した直後なので少々皮膚の発赤はありますが、
①頬の高さ低くなり、ややゴルゴラインが形成されつつあること。
②下顎周辺のボリュームが減り、たるみも強調されていること。
③上顎にスモーカーズライン(たてじわ)ができていること。
が修正ポイントです。
まず、下顔面のボリューム減少が気になりますので、ジュビダーム・ボリューマ(固めのヒアルロン酸)を注入します。
その後に、上顎にジュビダーム・ボルベラ(柔らかめのヒアルロン酸)を注入します。
いずれも、左右に開けた1㎜以下の穴からカヌラを挿入して注入しました。
そして、アフターの写真がこれ。
下顎のへこみは目立たなくなり、上顎のしわ(写真ではわかりづらいですが)は、かなりなくなりました。
決して過剰な矯正にならず、ナチュラルな感じでの変化に気づいてもらえるでしょうか?
まずヒアルロン酸を入れたことには、言わなければ誰も気づかないはずです。
ちょっとこの後、上顎にいれたボルベラが水分を吸って、膨張気味になりましたので、ヒアルロニダーゼで多少修正が必要かもしれません。
下顎あたりは、もう少し注入しても大丈夫そうですが、2回にわけて注入するほうが、過剰な矯正を避けるにはいい場合もあります。
ビフォーアフターを並べてみます。
ほんの少しの修正だけで、ぱっと見の印象は変わるものです。
法令線を修正するような部分的な注入よりも、全体のボリュームバランス修正するほうが、表情もよくなる上に、綺麗に見えます。
さあ、今までヒアルロン酸が怖くてトライできなかった方も、ちょっとだけの修正から始めてみませんか?
今回もピコウエイ、ちょっとプロモード。
現時点では、ピコレーザーでの最新機種といえる「ピコウエイ」です。
現在国内でメジャーといえるピコレーザーは、ピコウエイ、ピコシュア、エンライトン、ディスカバリーの4つですが、ピコウエイが頭ひとつ抜きんでているのは、パルス幅の短さだけでなく、オプションのハンドピースが充実しており、他機種にくらべて治療の幅が広いことも挙げられます。
当院も役に立ちそうなハンドピースをいくつかアメリカから輸入しております。
先日、それらが届きました。
①1064nm Resolve(リゾルブ)
②730nm zoom(ズーム)
③532nm Resolve(リゾルブ)
④532nm Fusion(フュージョン)
それぞれに、レーザーの波長と「ズーム、フュージョン、リゾルブ」の組み合わせで名前がついております。
それぞれの特徴は、
①1064nm Resolve(リゾルブ)
「ピコフラクショナル」治療に使用。おもに真皮にかけてのコラーゲン・エラスチン増生効果が期待できる。表皮の色素改善効果は若干弱いかもしれないが、真皮近くにあって、もやっとした色素には強い。なおかつ肌質改善、コラーゲン増生も期待できる。当院では、ピコトーニングとの組あわせ「ピコダブル」として設定されている。
②730nm zoom(ズーム)
アレクサンドライトの波長(755nm)に近いため、「ピコスポット」治療(部分的なシミ)に使用。ピコウエイに標準装備の532nm Zoomほど無駄に強くないので、炎症後色素沈着が少ない印象。IWPも起こるので、エンドポイントが分かりやすく、術者にとって使いやすいと感じるハンドピース。
③532nm Resolve(リゾルブ)
1064nmリゾルブと同様にフラクショナル照射が可能。美肌、毛穴の縮小に効果が期待できる。病変のカバー率が5%ぐらいなので、色素治療には向かない。さらに、532nm の波長が故に、いかんせん肌へのダメージが強すぎるきらいがある。がっつりやってダウンタイムもある程度許容できる方には良いかも。最近はあまり使われない傾向に。。。
④532nm Fusion(フュージョン)
532nm Resolve(リゾルブ)の弱点であるピークパワーの強さと病変カバー率の低さを改善するため、「アキシコン」と呼ばれる特殊レンズを使用し、レーザー光を弱め調整したフラクショナルハンドピース。色調改善、毛穴縮小、肌紋理の改善など表皮の改善効果が期待できる。1064nm Resolve(リゾルブ)との同時施術で、表皮~真皮まで万遍なく治療ができる。当院では「ピコダブル」として、ピコトーニングとの組み合わせも可能。
かなり、プロモードでの説明となってしまいましたが、要するに「様々なハンドピースの組み合わせで、現在もこれから先も、ピコウエイなら最新・最善の治療ができる可能性大」ということです。
これは、他社ピコレーザーの追随を許さないシネロン・キャンデラの努力の賜物でもあります。
そして、各ハンドピースの開発にご尽力下さった、みやた形成外科皮膚クリニックの宮田先生の叡智とこだわりの結晶でもあります。
さらに、我々エンドユーザーは、臨床的な経験のもとにさらにアレンジを加えていき、最善の方法を探っていきます。
これからも美容皮膚科を生業にするプロとして、結果にコミットしていきたいと思います。