ドクターMの「美と健康のかかりつけ医」ブログ

2019.06.14

2年ぶりにヒアルロン酸自己注入やってみた。

先日、アラガンのヒアルロン酸セミナー参加した勢いで、久ぶりに自己注入してみました。

以前は右側のみに注入して、左側との差を強調させてましたが、今回はかなり老化してきた左側の頬を中心に注入してみました。

左目の下のボリュームが減り、ゴルゴラインも形成されつつあります。

バッカルファットも目立ちます。ほうれい線形成につながっています。

左側は右側に比べて、下に引っ張られている感じ。

このあたりのボリュームロスは、ウルセラなどの引き上げマシンでもどうすることもできません。

足りないものは、足りないのですから、補ってやるしかありませんね。

また、マリオネットラインが形成されているわけではありませんが、口角からあご先端にかけてもボリュームロスがあり、フェイスラインもなだらかではありません。

若く見られがちですが、やはりもうすぐ52歳という年齢はこのままでは隠し切れません(悲)

右上眼瞼の下垂も気になりますが、こちらはそのうち「切らない二重形成術」でも行い、なんとかするつもりです。

本日は、赤丸で囲んだボリュームロス部分のうち、頬を中心にヒアルロン酸注入をしてみます。

 

今回使うヒアルロン酸は、アラガン社のジュビダームビスタ「ウルトラプラスXC」です。

今では「ボリューマXC」が新発売されてますので、やや存在感が薄くなってますが、しっかりボリュームを出したいところにはまだまだ現役選手として使える実力は持っています。

ボリューマと比較して、注入後に水分をふくみ膨張しやすいといわれていますが、骨膜上の深いところに置いてきますので、それほど気にする必要はありません。

ブスブスと注入していきます。

前述のとおり、MDコードに従い、頬の正面、左頬骨弓に注入していきます。

(この角度の顔、実家の母そっくりです。。。)

クリーム麻酔で表面の痛みを和らげていますので、刺入の痛みはほとんどありません。

骨膜に針があたり、逆血がない(動脈に針先端が入っていない)ことを確認して、ゆっくりと注入していきます。

目の下には眼窩下孔といって、神経と血管が通っている穴がありますので、そこは注入を必ず避けます。

ヒアルロン酸注入の最悪の合併症は、動脈塞栓ですから、これをいかに防ぐかが最大のポイントです。

いかにも器用そうにパパっとやってしまうのでなく、丁寧に、ゆっくりと行うことが、安全かつ良い結果につながると思って施術を心がけています。

 

 

 

さて、骨膜上と頬骨上にウルトラプラスXCを注入したのちに、お次は「ボリフトXC」をやや浅めに入れていきます。

この「ボリフトXC」は、ボリューマよりも柔らかく、いろいろな場所に使える万能選手だと思います。

今回は先のとがった針のみで注入をしています。先のとがってないカニューレでやるよりも、細かいタッチでの形成が可能です。

ウルトラプラスXCは、0.9ml程度使用。

ボリフトXCは、0.15ml程度使用。

やりすぎない程度で抑えるのが、トレンドです。

見た目は「あれ?あんまり変わらんかな?」という程度。

でも、ビフォー・アフターで並べてみると・・

左目の下、明らかにボリュームが増えて、ゴルゴラインとバッカルファットの盛り上がり目だたなくなりました。

もうちょっと入れてもいいのかもしれませんが、2週間後のタッチアップ時にもう一度検討します。

そのときに、口角から顎へかけてのボリュームロスもボリフトXCで修正する予定です。

このように、たった1mlのヒアルロン酸で、入れちまった感のない、ナチュラルな変化を作り上げることができます。

もう少し変化を出したければ、ウルトラプラスXCもしくはボリューマを骨膜上に追加注入し、さらには浅い層にボリフトよりも柔らかい「ボルベラ」という新製品ヒアルロン酸を入れるという方法もあります。

ですが、エランセのコラーゲン増生力も試してみたいので、2週間後は希釈エランセをカニューラで目元に散布してみます。

 

 

過去のグーグルフォトを見直していると、今から8年前の2011年6月12日に撮影した師長さんとのツーショット写真が出てきました。このころは、まだ美容皮膚科との出会いがありませんでしたので、完全なる自然状態。

この時、私、43歳。師長さん、41歳。

二人とも、まずまずのアンチエイジング効果あり、と判断してよろしいでしょうか?

 

 

 

【お知らせ】

ヒアルロン酸&ボトックス20%オフキャンペーン延長のお知らせです。

好評につき、6月30日までの期限であった注入系治療のディスカウントキャンペーンを、9月30日まで延長たします!!

注入系が怖くて踏ん切りがつかなかった方も、このチャンスにもう一度勇気を奮い起こして、施術をお受けなさってはいかがでしょうか?

2019.06.13

アラガン社のヒアルロン酸注入セミナーに参加してきました。

6月9日(日)の夕方5時から、アラガン社主催のヒアルロン酸注入セミナーに参加してきました。

新しくラインアップに加わった、「ボルベラ」のプロモーションもかねての開催です。

講師は、名古屋の「ラ・ベール ミラクリニック」院長の新井根洋先生。

こちらはヒアルロン酸注入専門クリニックといって良いくらいの施術件数を誇る素晴らしいクリニックです。

 

(クリニックのホームページから拝借いたしました。)

なんとなく、私と似ているような・・・・10歳以上年下の先生ですが、妙な親近感がわきます。

 

 

写真撮影禁止なので、こんな写真しか残せませんが、かなり中身の濃いレクチャーでした。

アラガン社のジュビダームシリーズの新製品、ボリューマ、ボリフトそしてボルベラを使用した、TFT(トータル・フェイシャル・セラピー)について、モニター患者さんに実際に施術をしながらの、レクチャーでした。

おなじみのMDコードへの注入に加え、額、鼻、口唇、そして輪郭形成の手技を目の前で披露してくださいました。

 

うまい先生の手技をナマでみることは、自分自身の手技の正誤確認と、新たな手技の取得に非常にプラスになります。

しかしながら、今回の施術で使用したヒアルロン酸の本数はすごかった。

前述のように、顔全体に注入しましたので、全部で17本!!

ラ・ベールミラクリニックでは、1本(1㏄)が10万円だそうですから、総額170万なり!!

こんだけ入れたら、顔がパンパンになってそうですが、さにあらず。

最近は、皮膚から深い位置の骨膜上に土台を作り、支えるような注入法を行うことが多いので、非常にナチュラルな仕上がりです。

でも、うちのようなヒアルロン酸初心者の方が多くいらっしゃるクリニックでは、こんなわけにはいきませんね。

使ってもせいぜい5~6本まで。

最高でも30万前後ぐらいが、1回での支払い料金です。

「他の部分にも入れたら、もっといい結果になるのになぁ」と思いながらも、「これ以上コストはかけられん!」となって、70%ぐらいの達成感で終わることもたびたび。

でも、満足度は個人個人異なりますから、「ちょっとだけ、変わればそれでいい」というご希望もOKです。

何よりも、少しでもヒアルロン酸を入れることで「たるみの予防」になります。

大きく変化がなくてもよいので、ちょっとだけヒアルロン酸を入れておくだけで、肌のツヤがよくなり、重力による下垂から皮膚が伸びてたるむことを予防するのです。

「ヒアルロン酸は怖い!!」という意識から、もうそろそろ卒業する時代ですね。

当院では、厚生労働省認可のヒアルロン酸「ジュビダーム ビスタ」シリーズを使用しております。

 

安全性と品質を保証されたヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸は各社使いましたが、いまのところこの製品が最も使いやすい印象です。

ボトックスと合わせて使用すると、非常に効果を実感していただけると思います。

 

 

そして、私はウルトラセルQプラスの一人打ちにいそしみます。。。。たるみきる前に予防が必要ですね。

2019.06.08

夏のお肌は、ハイドラフェイシャルでツルツルリン!

暑いです。
また、そろそろ日本の夏がやってきます。

湿度もグッとあがるため、乾燥肌の方にはややホッとする気候です。

脂性肌、ニキビ肌の方には、ちょっと酷な季節かもしれませんが、ドクターズコスメでのデイリーケアはぬかりなくお願いいたします。

こちらは、ビタミンAコスメでは無敵の「エンビロン」

いつもいつも、繰り返し繰り返し申し上げておりますが、「美は継続の賜物」です。

毎日のわずかな努力が、微小ながらも確実な変化をもたらし、その積み重ねが数年後の甚大な差につながっていく。。。。

どの世界でも同じ原則なのですが、理解していても、時間的な理由、経済的な理由が邪魔をして、なかなか成果につながらない。。。

愚直に続けた者だけに与えられるご褒美に、辿りつくことなくドロップアウトしていく人の何と多いことか。。。

「美容は筋トレと同じ」

最近、私が良く使うフレーズです。

定期的に筋肉に刺激を与え、日々の食事と睡眠に気を付け、それを休むことなく続けることで、美しい筋肉は作り上げられます。

肌も同じです。

定期的に施術を行い、表皮と真皮および皮下組織に熱刺激を与え、エラスチンやコラーゲンを増生させ、日々コスメやサプリでビタミン補給、抗酸化を行い、それを毎日休むことなく続けることで、美しい肌は作り上げられます。

よく「高級クリームにお金をかけるくらいなら、レーザー当てた方がいい」というご意見を伺います。

残念ながら、これは正解ではありません。

デイリーケアなくして、レーザーなどの美容施術のみで美しい肌は出来上がりません。

「高価なクリーム」でなく、自分の肌にあった「高性能なクリーム」に出会うことが大切です。

当院では、ビタミンA含有コスメであるエンビロンを中心にドクターズコスメを継続してお使いいただき、そのうえで月に最低1回は美容施術をお受けいただくことをお勧めしています。

「とにかく肌質を整えて、つるっとさせて、化粧のノリを良くしたい」方は、マッサージピールや、ハイドラフェイシャル、ラセムド&パックがおすすめです。

特に私のオススメは、ハイドラフェイシャル。

一度ハマると、病みつきになります。

とにかく、肌がツルツルと気持ちいい感じ。

ポイントは、使用するグリコール酸の濃度です。

肌が慣れないうちは、7.5%から始めますが、できれば、15%、30%とアップしていただきたい。

私は30%を使用していますが、施術後の肌の感触がたまりません。

もうすぐ52歳になるミドルガイの私でも、かなり実感できるぐらいですから、女子の皆様はさらに良い感触を得られることでしょう。

世界的にもハイドラフェイシャルは人気の施術のようです。日本にもワールドツアーと称してイベントが行われました。

こちらをクリック!

 

また、YOUTUBEでもドクターユーチューバーが、わかりやすく説明してくれてます。(若干?の部分もありますが・・・)

お肌のざらっとした感じが気になってきたら、一度施術をお試しください。

恒例のキャンペーンもLINEお友達向けにやりますので、この機会をお見逃しなく。

ご近所の超絶美しいお嬢様も、ハイドラフェイシャルはお気に入りです!

 

【お知らせ】

5月よりコスメ、美容施術(プラセンタ・点滴を含む)のポイントシステムを導入しました。

購入代金(税別)の10%をポイント付与いたします。

貯まったポイントは、エンビロン、ナビジョンなどのコスメはもちろん、美容施術にも1ポイント=1円でお使いいただけます。

スマホアプリとポイントカードのどちらかをお選びいただけます。

スマホアプリなら、邪魔にもならず忘れることもないので大変便利!

 

 

 

2019.05.26

ダーマペン4はフラクショナルレーザーよりも強し!?

ゴールデンウイークで緊張の糸が切れたまま。ブログ更新もなく、日々バタバタと過ぎていきます。

人生はこんなふうに生きていこうと思えば生きていけるわけで、自分で自分を律さなければ、ただ「なんとなく存在している」状態になります。

自分はやっぱりエネルギーにあふれて生きていたい人種なので、月一はTOKYOで刺激を受けなくちゃなりません。

というわけで、5月も終わりですが、今回はPRSSさん主催のセミナーに参加してきました。

場所は品川。自宅から品川まで、関空⇒羽田⇒東急と乗り継ぎ、実は2時間ちょいでいけます。

PRSSのセミナーでは、自社で取り扱う海外の商材をご紹介いただくわけですが、日本国内にいる限りは、このような最新知識をいただく機会は非常に大切です。

今回の目玉は、昨年新しく第4世代になった「ダーマペン4」

ダーマペンは、オーストラリアのダーマペンワールド社が2010年に上梓した、ハンディタイプのニードルマシンです。

短いスパンで改良を重ね、10年も経たないうちにもう4世代目が登場です。

今回のバージョンアップは、ニードルの数を12本から16本に増やしただけでなく、感染に対する安全性もアップして、2世代くらいの進化のようです。

ではダーマペンとは、一体何を、どうするものなのか!

 

まずはYOUTUBEの動画からどうぞ。

どうでしょうか?英語はわからなくとも、なんとなく雰囲気をつかんでいただけたでしょうか?

 

いまひとつ、わからない方のために、非常に簡単に、いつも外来に高齢者用カートを押しながらやって来る山本トメ(仮名、86歳)さんにも理解できるように説明してみましょう。会話形式で、ハイどうぞ。

 

私:「このダーマペン、皮膚の奥の方まで、ブスブスと穴を開けてワザと傷つけて、そのあと傷が自然に治ることを利用して、お肌をきれいにしていく治療なんやで」

トメ:「ほー、そんなえらいことして、大丈夫なんかい?」

私:「全く大丈夫やで、トメさん。結構前から炭酸ガスレーザーやニードルRF(高周波)で、顔の皮膚に穴開けて、毛穴やニキビ跡や小ジワなんかも治療してたし。」

トメ:「ほんでも、顔に穴なんか開けられたらたまらんわ!めっちゃ痛いんちゃうの?」

私:「そこそこ。針が細いからな。きっちり麻酔クリーム塗りたくって、ボワーってしてる間に、ビビビッってやってそれで終わりや。」

トメ:「ふーん。その昔からやってる炭酸センベイやらヌードルやらと比べて、新しい「だるまパン」ちゅーやつはどうなん?」

私:「食いもんじゃあらへんがな。炭酸ガスフラクショナルレーザーは、穴開けるときのレーザー熱の影響で3,4日真っ赤っかになってまう。しかも術後に色素沈着が出ることがあんねん。ニードルRFも、太い針がブスーッと刺さってそこから熱がグワーッて入るもんやから、それなりに赤くなる。これって「ダウンタイムが長い」っていうて、日本人にはあんまり好かれへん副作用やねん。」

トメ:「ワシ、そんなことされたら、週3のデイサービス行かれへんやんか!ダウンタイム、いやや~!」

私:「トメさんにレーザーする言うてへんがな!ていうか、トメさん、その歳で美容施術、受ける気あんの?」

トメ:「なにいうてんねん!失礼な!こないだ孫に教えてもろて、「リネ」ちゅーのを始めて、センセのとことお友達になったわ。」

私:「リネ?それって、『LINE』やろ。なんでそこだけローマ字読みすんねん・・・・」

トメ:「一応、女学校卒」

私:「(無視して)ダーマペンは針が細いし、熱も入らんし、ダウンタイムは、数時間から1日ぐらいじゃなかろうか?」

トメ:「そりぁええなぁ。」

私:「そう、さらにええことには、穴があいてるうちに、成長因子やら、トランサミンやら、コラーゲンを増やす溶液やらをバンバンいれると、そーとー効果があがるらしいで。」

トメ:「ワシの顔のしわも、どうにかできるか?」

私:「うーむ、今よりはマシになるかどうかわからん・・・美容医療は40歳になる前に始めとくのが基本や。トメさん、いくらなんでも遅すぎるわ・・・」

トメ:「えー!せっかく、老後に備えてお金貯めてきたのに、遅いなんて言わんといて!」

私:「・・・・とりあえず、ダーマペン4、メニューに入れとくわ・・・・・」

 

というわけで、ダーマペン4についてざっくりと会話形式で説明してみました。

6月中に導入を予定しております。

お値段は、クリーム麻酔込みで20,000円前後でしょうか?

成長因子などのオプションはまたお好みに合わせて別途プラスとなります。

おお、6月には「ダーマペン4」、7月には「ピコレーザー」導入、と楽しみな新メニューが加わります。

皆様も、乞うご期待!!

トメさんもな!!

2019.04.14

「エランセ」の勉強会に行ってきました。

やっとあったかくなってきましたね。長く寒い日々はようやく終わりを告げたようです。

今週もバタバタと忙しかったですが、週末も気合い入れて東京に勉強のための出張です。

今回は、「エランセ」という注入剤のお勉強です。開催場所は、先々週に訪問させて頂いた新橋のみやた形成外科皮膚クリニック。講師はもちろん宮田先生です。

このエランセは製品としての歴史は10年位あるのですが、ヒアルロン酸やレディエッセと比較して、ボリュームを出す注入剤としてはヒアルロン酸やレディエッセを超えるようなものではなく、それなりの評価でした。

ところが、ここ数年コラーゲン増生を刺激する作用が注目され、バイオスティミュレーターと言う名称で呼ばれるようになりました。

今回、宮田先生に教えていただいたエランセの適応は、

①目の下、目尻の細かいしわ

②目の下のクマ

③頬の細かいしわ

など、ヒアルロン酸が不得意とするところです。

注入法にもコツがあって、製品をそのまま入れるのではなく、一定の比率に薄めて、皮下の浅い層に敷くような感じで入れます。

即時的にボリュームを増やす効果はそこそこですが、1ヵ月から3ヶ月の間に自分自身のコラーゲンが増えてきてシワが減り凹みが減ると言う効果を期待します。

注入してから三日間位は腫れが出るのですがその後は落ち着き、一旦ボリュームが減ったあとハリが出てくるというのが特徴です。

ベビーコラーゲンや、PRP療法と同等、もしくはそれ以上の効果が期待されます。

エランセの主成分は、手術にも使われる溶ける糸の構成成分でもある「PCL(ポリカプロラクトン)」です。そのため、体内に残存することがなく、最終的には水と二酸化炭素に分解されるので,人体には安全といえます。

ヒアルロン酸との組み合わせで、ナチュラルな仕上がりになってくれるのではないでしょうか?

院内ではブログにアップ出来る写真は撮影禁止なので、メーカーのパンフから。(チャンピオン症例ですが、、、)

ゴールデンウィークまでには仕入れて、先ずは自分の目元に打ってみます。

首の横ジワにも、やり方次第では効果がありそうなので、こちらもトライしてみます。

 

 

時間があったので、講習前に東京駅近くの「BMWテラス」に行ってきました。

真っ赤な新型Z4が置いてありました。

 

またカブリオレに乗りたくなってきますねー。

 

 

そしてキャンペーン告知です。

ヒアルロン酸&ボトックスの20%オフキャンペーン!!

4/15から6/30の2ヶ月半の施術に限り、20%オフします。

厚生労働省認可の最新ヒアルロン酸である「ジュビダーム」を使用しての、自然な仕上がりをご体験ください。

2019.04.04

みやた形成外科皮ふクリニックにご訪問!

今日木曜日は普通であれば美容皮膚科外来の日ですが、休診にして、東京は新橋にある「みやた形成外科皮ふクリニック」にご訪問させて頂きました。

世界的なレーザーのトップメーカー、シネロンキャンデラ大阪支店の野々村氏と、本社マーケッティング部の宇佐川氏の計らいで、この企画が実現しました。

宮田先生は日本の美容医療業界のリーダー的存在であり、常に新しいことにもチャレンジを続ける素晴らしいドクターです。

私が美容医療初心者であった時から、現在に至るまで、宮田先生のレクチャーがあると聞けば、出来るだけ都合をつけて参加するようにするほど、「惚れこんで」ます。

華やかな銀座ではなく、サラリーマンの街「新橋」の、それも駅から徒歩10分のやや外れにクリニックがあるにもかかわらず、予約は常にいっぱいです。

施術の値段が「東京」とは思えない価格であることだけでなく、理論に裏打ちされた技術と、先生自らがほぼすべての施術を行うというプレミアムな方針が、絶大なる人気の秘密ではないかと思います。

写真は撮り忘れましたが、受付待合はいたって普通なもの。「クリニック」というよりも「医院」といった方がぴったりの内観でした。

ここで日本の美容医療の最先端が受けられるとは、パッと見には想像がつかないと思います。

美容医療というものは、華やかで、きらびやかなものではなく、まさに実直に「医療」で良いのだ、と再認識しました。

宮田先生の診察室に通され、シネロンキャンデラの二人と私と宮田先生の4人で、じっくり1時間半近く、お話を聞かせて頂きました。

今話題のピコレーザーをはじめとした様々なレーザー施術のエッセンスから、ここでしか聞けない業界の表話、裏話まで、話題は多岐にわたり、濃厚な時間を共有させていただきました。

特に、シネロンキャンデラ社のピコレーザー「PICOWAY(ピコウエイ)」の現在における他社製品を寄せ付けない、絶対優位性を確認することができたのは、大きな収穫でした。

ピコレーザーのトップを走るのは、ピコシュアでもエンライトンでもディスカバリーでもなく、紛れもなく「PICOWAY(ピコウエイ)」。

当院でも、6月にはピコウエイを採用予定です。

光治療やQスイッチナノレーザーでも取り切れない薄いシミの除去、これまでのレーザートーニングを超える効果を実感できる美肌&美白治療、ダウンタイム少ないニキビ跡治療など、「PICOWAY(ピコウエイ)」の可能性は広がります。

 

これからも日本のトップレベルの方に教えを乞い、常に自分の知識をアップデートし続けます。

そして、きらびやかでも、華やかでもない、質実剛健な美容クリニックであり続けます。

宮田先生と所狭しと並んだレーザー機器たちと記念撮影。

2019.03.10

雨の日は、自宅で「自分」と向き合う。

雨がしとしと降る日曜日。

このところ、日曜日はなんだかんだと外出し、休みなのに休みじゃない状況がつづいていましたが、本日はなにも予定がなく朝からずっと自宅内です。

月から土のウィークデイでは体力的にもメンタル的にも余裕がなく放置状態だったことを片付け、新聞も2日分読み、あらごみを片付け、汚れたブーツを磨き、、、、なんてしていると、あらら、もう夕方の5時!

休日はあっという間に、終わります。

そして人生もしかり。

あっという間。

悩んでいる暇もないかもしれません。

 

さて、ごそごそパソコン内のエバーノートの整理をしていると、以前ネット上からコピペした文書に目が留まりました。

普段はネット上の「情報の洪水」の中で溺れそうですが、そんな中、ピカッと光る文章を見つけることがあります。

さっと一読して「また読もう」と思うものは、エバーノート内に保存しているのですが、久しぶりに読んで、ハッとさせられました。。

少々長いのですが、ブログ内に掲載させていいただきます。(著者名の記録を忘れておりました。無断転載、陳謝)

 

4人のレンガ職人】

これはどの仕事でも同じことがいえるかもしれませんが、「こんな素晴らしい仕事をすることでお客様や他の誰かに喜んでもらいたい」という動機を持って仕事を始めながら、いつの間にか「食べるため」だけに仕事をしてしまっている人がたくさんいることも事実です。

もちろん私たちは「食べるため」に仕事をしています。しかし仕事の目的が「自分が食べるため」になってしまうと、自分の仕事においてお客様の存在は二の次になってしまいます。自分が食べるためだけに仕事をするなら仕事の質は下がってしまうことに違いありません。だって自分が良ければそれで良いという思考ですから。 

しかし仕事の目的が「目の前のお客様に喜んでいただく」ことであって、その成果として給料をいただき食べることができる、と「仕事の意味や価値」を考えることができたとしたら、毎日の仕事の質や時間が変わってくることでしょうね。

さらに一歩進めて自分の仕事がお客様に喜んでいただくことの先に何があるのか?と思考を巡らすことができたらどうでしょうか?

自分の仕事は目の前のお客様に喜んでいただくことですが、もし仮にそのお客様があなたのお店を訊ねて、あるいは商品を購入した後に、1000億円の国家プロジェクトの商談に成功したとしたらどうでしょう?あなたの仕事が目の前のお客様のさらに先にある「社会につながり」役に立っている、ということになります。このように考えると私たちの仕事は自分の与えられた役割だけをまっとうするものではなくなるのではないでしょうか?

イソップ寓話に「3人のレンガ職人」というものがあります。今日はそれをさらにスパイスアップした有名な事例「4人のレンガ職人」をご紹介します。

 

旅人がある国を旅していると開けた土地にたどり着きました。そこでレンガを積んでいる職人たちに遭遇しました。おもむろに旅人は職人の一人に尋ねました。

「そこで何をやっているのですか?」

1人目の職人Aは答えました。「見てわからんのか。俺はレンガを積んでいるんだ。暑い日も寒い日も、毎日毎日目の前にあるレンガを積んでいるだけだ。まあそれが俺の仕事だからな。」

「それは大変な仕事ですね。」旅人は慰めの言葉をかけると、職人Aは「なんで俺はこんなことをやらなければならないのか、もっと楽している奴らもいるというのに。まったくついていない人生だ。」と吐き捨てるように言いました。その言葉を背にしながら旅人はさらに歩みを進めました。

 

しばらく行くと2人目のレンガ職人に出会いました。旅人は尋ねました。「そこで何をやっているのですか?」

「ああ、俺はここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事だ。」「それは大変な仕事ですね。」旅人はいたわりの言葉をかけました。 

すると「なんてことはないさ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんてここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない、俺はついている方だ。」

「そうですか、がんばってください。」旅人は男に励ましの言葉を残して歩き続けました。

 

またもう少し歩くと3人目のレンガ職人に出会いました。

「ここでいったい何をしているのですか?」旅人は尋ねました。

「ああ、俺達のことかい?俺たちは歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「それは大変な仕事ですね。」旅人はいたわりの言葉をかけました。

「いやいや、これは俺たちの仕事が後世まで語り継がれる可能性がある大事業だ。俺たちが名声を得ることになるし、この大聖堂はいつまでも歴史に残るだろうな。すごい仕事ができているよ。大したものだ。」

「そうですか、がんばってください。」旅人は男に励ましの言葉を残して歩き続けました。

 

さらに少し歩くと4人目のレンガ職人に出会いました。「ここでいったい何をしているのですか?」旅人は尋ねました。 

「ああ、よく聴いてくれたね。この場所は素敵なところだ。俺たちはここで大聖堂を造っているんだが、この国の誰もが祈りを捧げる素晴らしい場所になるだろう!」

 

「それは大変な仕事ですね。」旅人はいたわりの言葉をかけました。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うことになる。何と素晴らしいことだろう!」

旅人はその男にお礼の言葉を残してさらに旅を歩き続けました。

 

4人のレンガ職人の言葉はこのように違います。

職人A:レンガを積んでいるんだ。

職人B:大きな壁を造っているんだ。

職人C:歴史に残る立派な大聖堂を造っているんだ。

職人D:みんなが集まって幸せな気持ちになることができる場所を造っているんだ。

 

4人の職人は同じ「レンガを積む」という行為をしていますが、その行為に対する思考はまったく違っています。

 

Aは命じられたままにさせられている作業のレベルです。働く目的や動機は報酬という見返りのためです。辛い労働だが食べるために日々耐えています。

Bは仕事をすることで自分だけではなく家族という第三者を養うことに目的が向いています。仕事をすることで自分の周りの人のためになっているということを理解しているレベルです。

Cは仕事を事業の業績と捉えてより大きな仕事を任せてもらえるようにがんばっています。この仕事を大きな事業の一部として捉えていますが、働く目的や動機は自己の向上、名声、スキル、年収、地位、評価、キャリアなどを得ることです。

Dはこの仕事そのものに社会的な意義を見出し、自分以外の人たちのどのような役に立っているのかを明確に表しています。今目の前の仕事はレンガを積んで壁を造っていて、それは大聖堂の一部だとしても、その事業がゆくゆくは多くの人が集まる場所となり、その人たちが幸せになっていくだろうということを想像しながら肯定的に仕事を捉えることができている人です。

 

同じ仕事をしていても自分の思考がその仕事にどのような意味や価値を見いだすことができるのか?

それによって職場にいる時間を変え、仕事に向き合う姿勢を変えます。それは全て自分次第です。自分の仕事にどのような意味や価値をつけることができますか?

 

うーん、深い。

自分はいったいAからDのどの位置にいるのだろうか?と考えました。

勤務医時代は、正直言って、AとBの間を行ったり来たりでした。

開業を目指したのは、直接はCのような動機。

そして、今、目指す理想はDの域。

医療と美容を通して、その先の社会への貢献ができればよいなと思います。

そのためには、人間的にも医療レベル的にも、さらにアップデートが必要です。

まだまだ修行が足りんな、と反省しきりですが、60歳までには自分自身に100点満点を上げれるよう、日々精進です。

 

花粉症がピークです。

美容施術にいらっしゃる方々も鼻ズルズルです。

もちろん当院は花粉症治療も承りますので、ご用命ください。

よろしくお願いいたします。

2019.02.25

「老化はイヤ!でも、一体何したらいいの?」「はい、トリニティプラスです。」

暖かいです。

今日はことさら暖かい日曜日でした。

三寒四温といいますが、まさにその通りですね。

(若干、3寒2温みたいな感じですが・・・)

3月にはいると日差しが徐々に強くなり、紫外線量は少ないものの、お肌への影響が気になるところです。

このブログを読んでらっしゃる方は、エンビロンを代表とする、いわゆる「ビタミンA」コスメをしっかりと使ってらっしゃることでしょうから、いまさら強調しなくてもよいかもしれませんが、あえて言います。

「しみ、しわ予防、肌質改善には、ビタミンA・C・E(エー・シー・イー)!!!」

インターネットではさまざまなコスメが販売され、効能をうたっておりますが、イメージ戦略ばかりが先行しています。

「一体なにが、必要なのか?」まで考えて販売しているものは、ごく一部であります。

これが「コスメ難民」を生む原因の一つであることについては疑う余地はありません。

また、日本人が喜ぶ「保湿神話」も関係しています。

「保湿してれば大丈夫」なのは、35歳まで。

それ以降になると、ヒルドイドソフト軟膏だけで肌の健康は維持できません。

我々は確実に老化していく生命体ですから。

 

そして40代になったら、肌表面だけではなく、真皮および皮下組織の変化による「ハリの低下、たるみ」も訪れます。

 

コラーゲン、エラスチンの減少と骨と表皮をつなげている「支持じん帯」のゆるみが、遅かれ早かれやってきます。

特に45歳以降は、激しくやってきます。

コスメやサプリだけでコラーゲンやエラスチンは増えません。

では、容赦なく襲ってくる変化に対して、一体何をすればよいのでしょうか?

答えは、非常にシンプル。

下記の二つです。

 

①「表皮、真皮、皮下組織に熱を加え、線維芽細胞を刺激し、コラーゲンとエラスチンを産生させる。」

②「ゆるんだ支持じん帯を熱で収縮させ、骨と皮膚をしっかりとつなげる」

 

当院でなら、

①は「トリニティプラス」や「インフィニハイブリッド」

②になると、「ウルセラ」や「ウルトラセルQ+」

 

特に「トリニティプラス」は、「何をしたらよいか、わからない」方にとっては、「お肌の基礎工事」的な意味で最も適した施術です。

トリニティプラス

1)SRによるフォト治療+RF(高周波)で美白

2)サブライムによる赤外線レーザー+RF(高周波)でコラーゲン・エラスチンを増生、脂肪減少、小顔効果

3)モチーフIRによるダイオードレーザー+RF(高周波)で角質~表皮のテクスチャー改善

 

トリニティプラスを1~3か月に1回のペースで継続することにより、肌年齢の進行を抑えることができます。

 

などなど、理屈はいろいろとこねますが、早い話が、

「よーわからんかったら、エンビロン塗って、トリニティプラスやっときゃ、ある程度はなんとかなる!」

ということです。

 

さらに、お財布に余裕があれば、「ウルセラ」もしくは「ウルトラセルQ+」でリフトアップ。

 

さらにさらに、ボトックス少量とヒアルロン酸をときどき少量~中等量注入すると、かなり若さを維持できます。

 

そこから先は、スレッドリフトやら、エランセ(コラーゲン増生注入剤)やら、いろいろあります。

 

当院でも、できるだけ最新治療をUP TO DATEしていきますが、新しいものがイイというわけでもありませんので、慎重に厳選していきたいと思います。

 

といったところで、そろそろイキマス。

「トリニティプラス」5回コース20%オフキャンペーンのお知らせです!

LINEお友達のみの限定割引クーポンが飛びますので、この機会に是非お試しください。

ただし、4月末までにご契約いただき、かつ1回目の施術を受けられた方のみ適応となります。

よろしくお願いいたします。

2019.01.06

ニトリじゃないけど、「お値段以上」の存在を目指して

1月より、いよいよ「ウルトラセルQプラス」がメニューに加わりました。

まだHP上では料金表しか載せてませんので、詳細についてはブログ(12/16のプログ参照)でのご紹介のみとはなりますが、ご予約可能になっております。

HIFU治療である点はウルセラと全く同じですが、痛みの実感が弱めということです。

全くの無痛ではありませんし、効果も一発どっかーんのウルセラに比べると落ちますので、あくまでも、「ウルセラ高すぎ、そして痛すぎ、でも静脈麻酔で意識とばしての施術はなんだかイヤ。それでも引き上げマシン治療やりた~い」的な、女子達のニーズを満たすと思われます。

メニュー表を見て頂いてお分かりいただけるように、当院では料金のわりにはかなり照射ライン数を多めに設定しております。

これは、「ライン数が多いほど、効果は上がる」という極めて当然な理論に即したものです。

あとは、「ライン数が多いほど、もうけは減る」というこれまた当たり前の理論がありますので、どこまでビジネス的に許容できるかです。

ちなみに、天王寺のTクリニック様のキャンペーン価格が、当院の標準価格とほぼ同じでした。

まずは、皆さまにご体感いただけるように、LINEお友達キャンペーンはぶち込みますので、スマホのお知らせチェックよろしくです。

 

それと、まだメニューには登場させておりませんが、「HIFUシャワー」なるものを予定しております。

すでに、他社HIFU機器「ウルトラフォーマー3」を使用したクリニック様で「HIFUシャワー」のメニュー設定がございます。

これは、1.5㎜の浅い層にのみ超音波を「シャワー」のごとく打ちまくり、「引き締め&美肌」を「施術後すぐに」発現させる治療です。(詳細はこちらを参照

ウルセラでは、消耗品であるカートリッジの1ラインあたりの単価が高すぎるので、効果がでるまで打ちまくると「高すぎ~!」な料金となってしまいます。

その点ウルトラセルQプラスは、1ラインあたりの単価がウルセラの数分の1ですから、存分に打ち込めます。

現時点では、顔全体に打ち込んで3万前後を予定しております。(これでも、銀座価格の3分の1です!東京バブルおそるべし・・・)

 

そして、もう一つのお知らせ。

1月から施術料金を改訂しております。

4年間「低料金・高品質」を謳い頑張ってきましたが、様々な大人の事情もありまして、若干の料金アップとなっております。

その料金上昇分は、最新レーザー機器への投資となり、さらなるレベルアップへ繋がります。

美容皮膚科のコマ数が少ない当院で、東京レベル、大手美容皮膚科レベルの機器を揃えようとすると、現在の料金体系では十分な余剰資金が生まれず、頭打ちとなり、古い治療しかできなくなります。

「コストパフォーマンスの高さ」で当院を選んで頂いていた皆様には、大変申し訳ないのですが、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

すでにご予約、ご契約いただいておりますお客様は旧料金での施術となります。

新規のご予約およびご契約につき、新料金の適応となりますので、ご了承くださいませ。

 

そうは言っても、当院の施術内容は他院様と比較し、コストパフォーマンスは高い位置にございます。

さらに「お値段以上」の存在を目指して、努力していきますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

2019.01.02

新年に「美容医療とはなにか」をマジメに考えてみた。

新年、あけましておめでとうございます。

昨年は、レーザー機器を4台も購入しました。
うちインフィニ・ハイブリッドは超絶な人気を博して、当院の人気トップメニューとなりました。

もちろん、美白治療の定番であるライムライトをはじめ、トリニティプラス、デュアルピールなどもお気に入りの上位に入っております。
また、リフトアップマシンのウルセラは、コンスタントに人気がございます。
などなど、合計10台の機器を駆使して、なんとか皆さまのお役に立つことができました。

 

開業して5年、美容皮膚科を立ち上げて4年。
当院の理念をそのまま法人名の「癒美会(ゆうびかい)」に投影し、「癒し」と「美しさ」を皆様に提供するように、努力してまいりました。

なぜ、私は美容医療を始めたのか?

保険診療だけで、経営的には十分であるはずなのに、なぜ「美容皮膚科」という、ある意味リスクのある科を立ち上げたのか?

年の初めに、あらためて自問自答してみます。

まず、美容医療とはいったい何のために存在するのでしょうか?

私は、救急専門医、循環器内科医として、20年以上臨床医療の最前線で働き、何百、何千の患者さんを診てきました。

そこでの医療の目的は、時には病気の治療であったり、時には安心感を与える助言だったり、時には単なる延命であったり、さまざまなものでした。

すべてに共通する目的は、ただ一つ。

「生命と健康をおびやかされることからの解決策」を提供することでした。

人間の欲には「生理的欲求」と「社会的欲求」があります。

前述の医療行為は、「生命を維持する」という生物としての自然な「生理的欲求」を満たす方策です。

反対に、芸術や音楽、ファッションなどは「人間としてより良く生きていきたい」という「社会的欲求」を満たす方策です。

この「社会的欲求」を満たすものが、「生命の維持」に必須か?と言われると、どうでしょうか?

おそらく「なくても何とかなる」ものがほとんどだと思います。

でも、「これのおかげで、ワクワクして気分もアゲアゲだし、生きてて良かった!」と実感するものです。

美容医療もまさにこれです。

生物として生きていくには必須ではないけど、私たちの人生に花を添えてくれる素晴らしいモノの一つです。

社会的生物である私たちは、「生きるためだけに、生きる」存在ではないはずです。

私たちを人間らしくしているのは、より良く生きていきたいという「社会的欲求」なのです。

美しいものを愛で、自分も若く美しくありたい、と願うのはとても人間らしい「社会的欲求」の一つです。
そこに価値を見出し、相応の投資することはとても素晴らしいことだと、私は思います。

美容医療は、贅沢でも浪費でもありません。
極めて文化的な人間らしい行為です。

食べて、飲んで、寝るだけの「生理的欲求」を満たすより、よっぽど人間らしい行為です。

そうだと確信しているからこそ、私はこの分野を研究し、実践し、極めようと思ったのです。

カッコよく、若々しく、はつらつと、自分に自信をもって、背筋を伸ばして生きる術の一つとして、美容医療は存在するのです。

今年も、皆さまの人生を彩るお手伝いをさせてください。
最新、最良の情報をアップデートし、安全な美容医療を提供できるよう精進いたします。

さあ、今年後半には、当院でもいよいよ「ピコレーザー」が導入されます。
現時点で最良のピコレーザーと評価の高い、シネロン&キャンデラ社の「PICOWAY(ピコウエイ)」の採用が決まりました
従来の「Qスイッチレーザー」では成しえなかった治療効果が期待できます。
おそらく、今後は「ピコレーザー」が色素治療と美肌治療の主役となっていくでしょう。

皆さま、楽しみにお待ちください。

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