第41回日本美容皮膚科学会総会に参加してきました その3
時は早くも9月1日金曜日、東京の美容皮膚科学会に参加してから2週間が経っております。
今回のブログはその最終回。
みぞぐちクリニックは、美容皮膚科開いてからこの10月で丸8年になります。
様々な刷新項目を考えておりますが、その1つとして画像診断機器の充実を上げております。
実は6年前にも、画像診断機器を買ったのですが。いまひとつ画質が悪く、使い勝手が良くないので、完全にお蔵入りをしておりました。
その間の画像は精度の上がったiPhoneとiPadで管理しておりましたが。いかに進化したiPhoneと言えど同じ条件で撮影することが困難です。
やはり、施術のビフォーアフター等の経過を観察するには、同じ条件下で比較検討できる画像診断システムがマストと思います。
今回の学会は、その画像診断機の選定も兼ねております。まず、最初にブースに行ったのが、インテグラル社の「VISIA(ビジア)」
VISIAはシワの一本一本がリアルに見えます。
きつい現実を突きつけられます(笑)
暗幕をかけなくても背景が黒くなってくれますし、患者様が顔を動かさず、機器のほうを動かすので正確な位置で撮影ができます。
肌診断は、1万人のデータを基にしていますが、日本人は1,000人しかいませんので、肌年齢は緩めにでます。
54歳の師長さんは、43歳とでました。
西洋人ベースだと、納得の肌年齢ですね。
こちらは、Neo VoirⅠ(ネオボアールⅠ)。
光源の加減か、実際の肌の色は再現できてません。VISIAのほうが、よりリアルな肌に見えます。
シミも強調されます。
肌診断は、韓国人のデータを基にしているので、肌年齢が厳しく出ます。
師長さんは、58歳ぐらいでした。
(そういえば、ノアクリニックの青野先生のとこで実年齢56歳の私がネオボアールで診断してもらうと、「62歳」と出て、めちゃくちゃショックでしたわ!!)
暗幕が必要で、撮影時には患者さんに顔を左右に動かしてもらう必要があります。
実売価格は210万アンダー?
営業的には、より厳しく評価するネオボアールのほうが、患者さんをやる気(?!)させるので良いのかも。
JMECの「リビュー」も見たのですが、写真撮影をわすれました!!
9月にデモを頼んでいるので、そのときにでもブログで紹介します。
さて、一番興味をひかれたのは、「LIfe Viz(ライフビズ)」という、ハンディカメラ式の肌診断器。
フランス人ですが、日本の生活が長く、めっちゃ日本語のうまい担当者Hugoさんが説明してくれました。
(最近結婚した奥さんは、日本人だそうな)
肌の表面の変化のみならず、肌のボリュームの変化もビフォーアフターで評価してくれるので、なかなか面白い。
3D診断器の元祖で「VECTRA(ベクトラ)」という機器もありますが、後出しの「Life Viz」のほうが、よさげな感じ。
まずは、第一候補(というか、8月31日に契約してしまいました!)
しばらく使って、肌診断の精度に不満があるなら、ボックスタイプの肌診断器を追加します。
今年は、久しぶりに美容関連機器を買ってます。
ニードルRFの「ポテンツァ」に始まり、フォト治療の最新機器「ノーリス」、肌診断器「ライフビズ」。
9月には、たるみ治療器の「ボルニューマー」のデモも待ってますし、すで当院で導入後6年目となるインフィニの上を行く効果が期待できるのなら、購入するかもしれません。
週3回の施術日しかないのに、オーバースペックな機器を揃えての、さらにドクター施術がメインときてますので、まったくビジネスにはなってません(汗)
ドクターはカウンセリングだけして、美容ナースを数人雇って、安い値段で3列ぐらいでバンバン施術したほうが、ビジネスとして成功間違いなしなのはわかっていても、なんだかそれじゃ面白くないし、自分自身がアップデートできないような気がして。。。。
まあ、預金通帳を眺めてても楽しくないし、マニアで実直な医療コンビニを目指すのが当院のコンセプトですから、これからも利益度外視でやったります!
9月からは料金体系も一新して、LINEポイントカードもつくって、キャンペーンもバンバンやって、オーイソガシ!
今回の学会中の夜飯は、宮迫の「牛宮城」の予約がとれたので、転職して東京で研修中の長男と一緒にいってきました。
極上ではないですが、値段にあったいいお店でした。
山崎12年のハイボールは超絶うまい!
軽く4~5杯のんでしまいました。でも二日酔いにはならず。いい酒。
2日目の夜は師長さんと京王プラザホテル内のビッフェディナー。
この歳になると、全メニュー制覇は無理ですので、おいしそうなところをちょぼちょぼと。
今回の学会は、よく学び、おいしい食事も頂けて、充実した3日間でした。
美容皮膚科医として、さらにバージョンアップした気がします。
次回は、「ニキビ治療」についてのブログの予定。
週刊になるように、努力します