ドクターMの「美と健康のかかりつけ医」ブログ

2018.08.03

エンビロン「ロールキットシリーズ」で「塗るボトックス」注入!

皆さまにご好評いただいております、ビタミンA含有ドクターズコスメ「エンビロン」。

全世界的に「エンビロン」の人気は右肩上がりで、原材料の供給不足により商品の生産が追い着かないほどです。

しみ、しわ予防によるアンチエイジング目的で「ビタミンA」の効果はますます注目されております。

当院では、お得な料金設定もあって、昨年以来購入される方が爆発的に増えております。

まずは、「モイスチャーシリーズ」から初めて、1~2年後に「Cクエンスシリーズ」へと進むなら、かなりの肌質改善が期待できます。

そしてまた、エンビロンの素晴らしいところは、基本の上記2シリーズに加えて、お好みのオプションコスメが豊富という点です。

「Aブースト」「Cブースト」などで、ビタミンAやビタミンCをさらに追加するもよし。

「モイスチャーオイルカプセル」「フォーカスケアマスク」で、乾燥とエイジングに対して徹底的に対策するもよし。

まさに、いろいろと楽しみながらお肌の「育成&改善」を実現することができる理想的なラインアップです。

今回ご紹介するのは、その中でもさらにアグレッシブな「ロールキットシリーズ」

こちらがその説明動画。

いままでこのロールキットシリーズは、正直興味がなく、放置状態でした。

それが、つい2日前、ふと思い立ち、「そうだ、ロールキット、やろう」となりました。

ローラーでゴロゴロと皮膚に微小な傷をつけ、約100倍の美容成分の浸透を狙います。

ここで使用するのは、①フォーカスハイドレーティングセラム、と②フォーカスフラウンセラムの2つの美容液です。

「フォーカスハイドレーティングセラム」は、「ヒアルロン酸」そのものです。

まあ、それはそれで「潤い」キープには良いかな?とおもいますが、必須ではありません。

大切なのはこっちの方です。

それが、これ「フォーカスフラウンセラム」

重要な成分は次の3つのペプチドです。

①ペンタペプチドー18(別名 ロイファシル

②アセチルヘキサペプチドー8(別名 アルジルジン

③ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド(別名 シンエイク

これら、3つのペプチドはいずれも「塗るボトックス」として効果を科学的に実証されている成分です。

アルジルジン単体よりも、ロイファシルを混合する方が、効果が3倍に上がるそうです。

また、シンエイクはアルジルジンの6倍の効果があるそうです。

 

で、その効果がボトックスと同じ「筋肉の弛緩」を目的にしているのなら、全くの勘違いです。

なぜなら、ローラーの針の長さからいっても、せいぜい「角質まで」の到達度ですから、真皮層までの美容成分導入は期待できません。

ましてや、「筋肉層」まで届くわけがありません!!

という意味では、上記のエンビロンのHPでのペプチドの効果は、全くの「大嘘」になります。

ですが、真実は別にあります。

通常、われわれがボトックスを使う場合は、額や目じりの表情じわの原因となる筋肉の動きを止めるため、皮下もしくは筋層に打ち込みます。

それとは別で、「マイクロボトックス」という方法により、ボツリヌス菌毒素をかなり薄めにして、角質~真皮までの浅い層に1㎝間隔で広範囲に打ち込むと、肌にハリが出て、小じわや毛穴を目立たなくすることができます。

どちらかといえば、上記3つのペプチドをロールキットで角質までに到達させる意味は、この「マイクロボトックス」と同じではないかと思います。

大切なのは、単純に皮膚の上に塗るだけでは、効果は期待できないということです。

せめて真皮近くまで到達させる必要があると思います。

そのためのロールキットだとご理解ください。

というわけで、ゴリゴリやり始めました。

とりあえず、週に3回からスタート。できれば毎日やりたいです。

さて、どのような効果出るのか?半年後が楽しみですね。

ロールキットの使い方動画はこちらをクリック