キャンデラ社のユーザーズミーティングに行ってきました。
1週間があっという間に過ぎる今日この頃です。
ブログも週刊ではなく月刊になってしまいがちです。
美容医療の宣伝広告の主流は、文章よりも動画、長い物よりも短い時間のものに移行しておりますので、ブログを書くよりインスタ上げた方が商業的には良いのですが、広告宣伝部隊が院長だけのワンオペ状況では、他のクリニック様のようなデイリーなアップは不可能でございます。
さて、昨今の当院の状況とはいうと、一般診療ではコロナ患者さんは毎日のようにやってくるので、もはや日常となって特別感はありません。
同様に学会や研究会もWEB開催はされるものの、メインは会場参加の傾向で、平常モードが4年ぶりに戻ってきております。
そのような中、東京で開かれたキャンデラ社主催のユーザーズミーティングに参加してきました。
当院でも導入しているピコレーザー「ピコウエイ」の730nmハンドピースの利用法や、脱毛機であるジェントルマックスプロを使った「レーザーフェイシャル」のニキビ治療や、キャンデラ社一押しのフォト治療機「ノーリス」の臨床実例などなど、面白い講演を聞く事ができました。
特にニキビ治療としての「レーザーフェイシャル」には、以前から注目しており、今後は当院のメニューにも加えて行こうかと思っています。
講演してくださった咲くらクリニックの小林先生は、毛孔性苔癬に脱毛レーザーの設定照射が効果的との実例を聞いて、「ならば、ニキビにも効くのでは?」との発想で始められたとのこと。
ロングパルスアレキサンドライトレーザーの脱毛設定を使うとの事ですが、なぜ毛孔性苔癬や活動性ニキビに効くのか、いまひとつ理屈が分かりません。
熱による殺菌作用だとか、脱毛に伴うの皮脂腺の破壊だとか、推測されているようですが、月1の施術でアクネ菌を殺菌したところで、しばらくするとまた増殖しますし、そもそも脱毛ができるような毛が生えていない上腕や顔の表面で脱毛レーザーと同じ機序で皮脂腺が破壊されるとは考えにくいと思っています。
小林先生の同内容の講演を聴くのはこれが3回目ですが、そのあたりの機序への詳細な考察はありませんでした。
ビフォーとアフターで皮膚のバイオプシーで病理検査での比較をやれば、その辺の変化がアカデミックに証明できると思いますが、なかなか誰もやらないでしょうね。
とはいえ活動性ニキビで困っている10代20代の方々はたくさんいらっしゃいますので、とりあえずは、効きそうなものは何でもやってみると言う姿勢で、まずは臨床結果ありきで行きたいと思っています。
当院では、ジェントルMaxプロとほぼ同じスペックの「クラリティツイン」と言う脱毛器を持っていますので、同じ設定でメニュー化しようと思います。
ただし、アレクの脱毛モードでなくともロングパルスヤグレーザーのある設定を使っても効果が出そうなので、そちらモード併用が良いかも?
アレク脱毛の設定は、少々痛いので、、、
17時まで講演を聴いた後は、仕事関係で今日研修中の息子と銀座で待ち合わせて、ちょっと贅沢な焼肉を食しました。
銀座はホコ天で人がうじゃうじゃ。
焼き肉は、いつもの腹一杯感ではなく、脳と舌が喜ぶ上品なものでした。
8月18-20日と日本美容学会総会で、また東京に行きます。
美容領域の最新トレンド情報の入手とアカデミカルな考察ができる貴重な3日間ですので、今から楽しみですね。
期待の新人コンビ、「ポテンツァ&マックーム」登場!!
6月半ば、日本は梅雨に入りました。
お肌の乾燥からは逃れられる季節ですが、脂性肌の方にはあまり気持ちのよい気候ではございません。
ニキビで苦労した過去も、今となっては苦い思い出。
10代のころにガッツリニキビ痕ができてしまい、今の今までどうしようもなく放置状態。
鏡をみては、
「どうにかならんもんかなぁ」
と、ため息をつくこともしばしばかと思います。
それほどではなくとも、毛穴が目立ち、肌のざらつきやハリのなさに、これまた、
「どうにかならんもんかなぁ」とため息。
炭酸ガスフラクショナルレーザーは、絶大なる効果があることがわかっていても、施術時の痛みとダウンタイムの長さが許容範囲を超えているし、
ダーマペンはダウンタイムは少ないけれど、素のダーマペンやったぐらいでは効果は少ないし、成長因子を使ってでさえも回数がかかるし、
他になにか良いものはないのか???
そんなニーズのある中、韓国のトップレーザーメーカーのジェイシス社がやってくれてます。
期待の大型新人です。(実は日本デビューして数年たちますが、、、)
その名も「POTENZA(ポテンツァ)」
先端に可動式の針(ニードル)がついたチップがあり、それが肌に刺さりながらRF(ラジオ波)が流れ、真皮層に熱刺激を加え、コラーゲンやエラスチンを増やします。
針そのものの刺激とRFの熱刺激の両方で、肌再生を促進させます。
ただし、この原理はそれほど新しいものではありません。
当院でも5年前に購入した、韓国のルートロニック社製「インフィニ・ハイブリッド」にも、この原理に基づいた「MRF」モードがあります。
ジェイシス社にも、「イントラセル」とう機種があり、まさしくニードルRFの効果を謳ったものでした。
「ポテンツァ」はこの「イントラセル」のバージョンアップ版といったもので、新たに「ドラッグデリバリーシステム」が付与されました。
成長因子などの「薬剤(ドラッグ)」を、真皮層に「運ぶ(デリバリー)」といったコンセプトで、ニードルRF単体よりも上の効果を狙った、素晴らしいシステムです。
水光注射などのメゾセラピーと比較すると、薬剤が想定される深さに均一に注入されます。
そして、「ポテンツァ」と相性のよい一番のお勧めの薬剤は、「マックーム」。
「マックーム」の主成分は、PLLA(ポリ‐L-乳酸)と呼ばれる、生体内分解吸収ポリマーです。
手術の際に使われる「吸収糸」などに使われる素材で、人体の中にはいると時間をかけて最終的に水と二酸化炭素に分解され消失します。
その分解される過程で線維芽細胞が刺激され、コラーゲンが増生されます。
ニードルRFの刺激に加えて、長期間に渡るPLLAの上乗せ効果が、今までにない肌の変化を生み出します。
加えて、ポテンツァ施術後のダウンタイムは非常に短く、1~2日程度で赤みは消えてしまいます。
土曜日に施術を行えば、月曜日は全く気付かれることなく、通常の生活に戻れます。
効果は、エコツー(炭酸ガスフラクショナルレーザー)を超えることはまれかもしませんが、マックームとの相性によっては、超える可能性はあると思います。
①ニードルの機械的な破壊による刺激 ⓶RF(ラジオ波)による熱刺激 ③マックームによる刺激
のトリプルシナジーが、従来の施術を超えた最大効果をもたらします。
ポテンツァのドラッグデリバリーシステムの詳しい話は、また次回にでも、もしくは他院様のHPでご覧いただくとして、当院でもこの6月から施術予約が始まります。
まずは、「マックーム」を使った「ドラッグデリバリーシステム」をご体感いただきたく思います。
通常価格 1回77,000円(税込)のところ、このブログをお読みくださり、ご予約いただいた方のみ、税込44,000円でお受けいただけます。
麻酔クリーム代と術後の成長因子パック(2,200円相当)もついてのお値段です。
先着20名様のみとさせていただきます。➡予定数に達しました。
お電話で受付スタッフまで、お問い合わせください。
出血大サービスで、もう絞っても一滴ぐらいしか血が出ません。
これでずっとやっていると完全ボランティア。
ここまでのディスカウントは、さすがにこれが最後ですので、お見逃しなく!!!
他院様のポテンツァ記事もご参照ください。
聖心美容クリニック様→https://www.biyougeka.com/contents/antiaging/potenza/
ポテンツァは、他にも多彩な施術ができますので、徐々にメニューに加えていきます。
「マックームを使った施術は予算的に無理!」と思われる方にも、美肌&美白を目的としたニードルRF単体の施術もご用意する予定ですので、お楽しみに!
「エコツー」と「ダーマペン4」のどっちがええの?
8月が終わったと思ったら、もう9月の半ばに差し掛かり、じめっとした残暑が残る今日のこの頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
7月、8月は学生さんのニキビ相談が多かった印象がありますが、通年をみても徐々に大人ニキビの相談や「ニキビ痕」の相談が増えております。
活動性ニキビは、思春期~20代前半のニキビと、それ以降のニキビでは成因も治療も異なるのですが、今回はその話は置いておきます。
本日のお題は、「お肌の再生には、エコツーとダーマペン4のどっちがええの?」でございます。
「エコツー」についてちょっとだけ説明いたします。
まず、「エコツー」は、「炭酸ガスフラクショナルレーザー」という機材のカテゴリーに分類されます。
「フラクショナル」という言葉は、直訳すると「小部分の」という意味になります。
つまり「炭酸ガスレーザーのビームを、小さな部分部分に照射する」ということを表しています。
図で見ると、これ。
レーザーのビームが真皮層まで到達して、物理的に組織を破壊され、熱刺激とともに、コラーゲン再生と皮膚のタイトニングが起こります。
表皮も蒸散して削られるので、でこぼことしたニキビ痕には最適な治療と言えます。
またシワや軽度のたるみにも効果がありますので、アンチエイジング目的にも使用できます。
難点としては、熱エネルギーによる炎症後色素沈着によって、若干くすんだ肌になるリスクがあることと、ダウンタイムが4~7日間あることです。
当院では、ダウンタイムを短く、炎症後色素沈着のリスクを低減するための工夫として、
①術後の冷却をしっかりと行い、組織修復をうながすLEDライトを当てる
⓶術後数日は、ステロイド軟膏をしっかり塗る
③トラネキサム酸、ビタミンC、L-システインの内服を継続する。
④成長因子などの組織修復因子をオプションで加える
などを取り入れております。
特に、④の成長因子については、「アムニオジェニックス」、「エクソソーム」、「MPF(ベネブ社)」の3つをご予算に合わせてご用意しております。
次に、ダーマペン4について。
最近は、インスタグラムやYouTubeでの露出度の多さもあって、大人気の施術です。
原理としては、表皮から真皮にかけて微小な孔をあけて組織をいったん破壊したのち、その修復する力を利用して効果を発揮させます。
先端から出るハリの長さを調整することで、治療の強さを変えることができるのが特徴ですが、その分施術者によって効果にばらつきが出ることがあります。
メリットは、熱エネルギーを使わないので、フラクショナルレーザーで起こるような炎症後色素沈着によるくすみなどは、まず発生しないことです。
ダウンタイムもほとんどの方が1日、長くても3日ぐらいですから、ストレスが軽くて済みます。
またダーマペンで開けられた孔を通して、様々な薬剤(成長因子、PCLなど)を真皮層まで運び、コラーゲン産生をより促すことができます。
ただし、デメリットもあります。
若い年齢層の方や、肌の病状がそれほど重くない方は、それほどアグレッシブに施術しなくても、効果を実感できるとは思いますが、年齢が上の方や、肌の病状が重い(強いニキビ痕など)方などは、アグレッシブな施術+成長因子をつかわなければ、期待した効果が得られ場合があります。
それでは、「エコツー」と「ダーマペン」とどちらが良いのでしょうか?
最終的には、患者様のお肌の状況と、本人が望む効果や、ダウンタイムを許容できるか、などの複数因子を考慮しなければ比較できません。
ざっくりと言ってしまうのならば、
①見るからに表皮が厚く、でこぼこした肌の方は、エコツー。
⓶長いダウンタイムが許容できない方、成長因子などのオプションを選択できる余裕のある方は、ダーマペン。
ただし、どちらの施術も1回だけで効果は全く分かりません。
最低5回は必要です。
しっかり効果を実感したいなら、10回ぐらいは続けて頂くのがベストです。
施術との相性もありますので、ダーマペン4で効果を実感できなればエコツーを、エコツーで効果がない場合はダーマペン4をお勧めすることもあります。
綺麗な肌をつくるには、効果的な施術はもちろん、効果発現確率の高いコスメで日々のケアをすることも必要です。
ドクターズコスメとしては、「ゼオスキン」「エンビロン」に代表される「レチノール(ビタミンA)」を含有するものは、必須と言えましょう。
さらに余裕があれば、「ヒト幹細胞培養液エキス」を配合されたコスメを加えるとかなりの効果が期待できます。
世の中には、「オーガニック」などを謳ったコスメが氾濫しており、いわゆる「コスメ難民」を生み出している元凶になっているようにも見えます。
科学的に効果を実証されたドクターズコスメを1年間続けてみることは、無断な投資ではないと思います。
次回は、最近ユーザーがうなぎのぼりに増えている「ゼオスキンヘルス」について、基本的なことからご紹介しようかと思います。
ダーマペン4+成長因子でかなう超美肌!
今日は暖かい祝日でした。
私の自宅は関西国際空港に程近いところにありますので、りんくうアウトレットにもアクセスが非常に良いので時々行きます。
いつもの祝日ならば、中国人&日本人でごった返しているはずなのですが、今日はほんとに人が少なく、平日並みでした。
コロナウイルスの件が鎮静化するまで、大阪のインバウンドも一休みといったところでしょうか?
こんな時はショッピングよりも自分磨きに時間とコストをかけておきたいものですね。
「部分痩身プロジェクト大阪2020」は、「エムスカルプト」と「バンキッシュME」に、「セルトーン」、「ウルトラセルQプラス・リニア」、そそして「インフィニ・ハイブリッド」を加え、皆様のゆるっとしたお身体を5年は若返らせて見せましょう!的な意気込みですが、本来の「美容皮膚科」的な施術も、さらに充実させております。
2月は、いよいよ「ダーマペン4」が本格的に稼働いたします。
目的は、他のフラクショナルレーザー系と同じで、「肌のテクスチャー改善」です。
毛穴の開大改善、ニキビ跡改善、小じわ改善、ざらっとした肌を滑らかに整えることなどが最大の目的です。
エコツーなどの「炭酸ガスフラクショナルレーザー」では、表皮をいくらか蒸散させながら、真皮層まで小さな穴をあけて皮膚を再生させますので、効果は絶大なるものがあります。
一方、ダーマペンはカートリッジ先端についた16本の針が肌に「機械的に」孔をあけますので、蒸散作用がない分、肌の再生効果においてはエコツーに劣ります。
しかし、ダーマペン4はエコツーとは異なりレーザーによる「熱」の発生の影響がないため、「顔の赤みが4~5日続く」「肌にざらざらとしたかさぶたができる」などのダウンタイムがかなり少ないのです。
また、麻酔クリームを塗っておけば、エコツーに比べて痛みはかなり少なくなります。
ゆえに、
①エコツーの4~5日間続く、ダウンタイムが許容できない。
②エコツーの「熱い・痛い」感覚が我慢できない。
③エコツーほどの絶大な効果は期待しないが、徐々に美肌に近づきたい。
といった方には最適と思われます。
ただし、ダーマペン4では、カートリッジ先端の針の長さを0・5~2.5㎜まで変化させることができますので、「真皮までがっつり」深く施術すると、皮膚の出血もそこそこ多くなります。
ただし、この出血こそがダーマペン4の効果の裏打ちでして、血液中の成長因子やサイトカインなどの組織修復&再生に必要な物質が表皮&真皮に漏れ出ることによって、再生効果が上がるのです。
ですがそれは心配には及びません。
皮膚表面の出血は術後しばらくすると必ず止まりますし、皮下出血も思いのほか消退が速いようです。
それでも術後の皮下出血や赤みが気になる方には、「カバー・リカバー」というコンシーラーのようなクリームをお渡していますので、日常生活では格別不都合は起こらないようです。
先日、デモ患者さんにご協力いただき、目の周りのシワに対しかなりアグレッシブに施術をしたところ、想定以上に皮下出血が残りました。
しかし、「カバー・リカバー」でほぼ完ぺきにコンシールできたので、術後のダウンタイムはほとんど気にしなくてよかった、と言っていただきました。
一般的に言って、フラクショナル治療というものは、組織に傷をつけることによって「自らの治癒力」を利用して肌を再生するものです。
故に、個人や年齢による肌の再生能力の違いが結果に反映されて当然です。
その差をなくすためにも、フラクショナル治療には「成長因子」の塗布が必須と私は考えています。
エコツーを継続していたひどいニキビ跡の方の肌の改善度が、成長因子を使うと使わないとではかなり違うことからも納得できます。
特に「エクソソーム」という成長因子の一種が高濃度に含まれている「ASCE+」という製品は、かなりの効果を出してくれました。
値段的に高い「アムニオジェニックス」よりも、もしかしたら効果は上回るのではなかろうか?、とちょっと思い始めています。
最終的な結論はこれからわかることでしょうが、値段と効果のバランスでは、今のところ「エクソソーム」がたっぷり入った「ASCE+」が一番よいでしょう。
1バイアル30,000円(税別)で決して安くはございませんが、お試しいただく価値は十分にあります。
また、ダーマペン4とマッサージピールを組み合わせての「ヴェルベットスキン」も巷で好評ですが、ちょっとhardな治療でもありますので、美容上級者の方だけにお勧めしたいところです。
この施術は、マッサージピール単独のライトな感じではなく、結構ピリピリとした痛みもあります。
効果アップとともに強い刺激を許容できる方のみOKだと思ってください。
というわけで、2月のお得なキャンペーンは、「部分痩身プロジェクト大阪2020」に引き続き、
「ダーマペン4+成長因子でかなう超美肌!」と題しまして、LINEお友達に限定ではございますが、クーポンでドドーンとお届けいたします。
過去に単独でダーマペンを受けられて、「今一つ効果がわからない」方も、初めてダーマペンを受けられる方も、このお得な機会に「成長因子」を加えたダーマペン治療をご経験ください。
繰り返し繰り返し施術を続けることにより、理想の肌質に近づくことでしょう。
「美しさは忍耐と継続の賜物なり」
ちょっとだけ美容皮膚科施術を体験して、「なんか効果がよーわからん」と言ってやめる方が9割以上のこの世界で、本当の効果を享受しているかたは、とにもかくにもしぶとく「続けている」残り1割の方だけです。
私なんかは、効くものも効かないものも全部ひっくるめてこの5年間体験してますので、結果として肌年齢は52歳のおっさんの平均値よりかなり若めになっています。(こう言ってしまうと、かかったコストの話になってしまいますが・・・)
理想は40代前半から、遅くとも50代半ばまでに、美容施術を開始して継続することにより、素敵な60代をゲットできます。
そして、それは肌も肉体も一緒です。
「部分痩身プロジェクト大阪2020」は単なる「痩身」治療にとどまらず、衰えていく肉体を目覚めさせる「喝」でもあります。
体幹を鍛えることにより、最終的には全身のエイジングケアに結び付けていくことができます。
まずは、中年以降に増えてくるお腹の脂肪に対してアプローチしてください。
「脂肪をとる」だけでなく「体幹を鍛える」ことができる「エムスカルプト」は、理想の部分痩身機器と言えるでしょう。
「ヴァンキッシュME」を加えることにより、さらなる効果アップが期待できますので、一度お試しください。
もちろん、ヒップアップ、二の腕の「振袖」減少、太もものサイズ縮小などにも効果が期待できます。
夏まで、あと半年。いや、肌の露出する季節までには、あと4か月しかありません。
でも大丈夫。
「エムスカルプト」と「ヴァンキッシュME」と「セルトーン」は、皆さまの美しい肉体づくりに一役買わせていただきます!
Sさん改め、院長の私、エムスカルプトでかなり腹囲が減りました。
週一でボクシングジム通ってますが、ストレートパンチが「パシン」から「スパーン!」に変わったような気がします。。。
来週には、4回終了後のビフォー&アフター、アップしますので、お楽しみに!
ダーマペン4はフラクショナルレーザーよりも強し!?
ゴールデンウイークで緊張の糸が切れたまま。ブログ更新もなく、日々バタバタと過ぎていきます。
人生はこんなふうに生きていこうと思えば生きていけるわけで、自分で自分を律さなければ、ただ「なんとなく存在している」状態になります。
自分はやっぱりエネルギーにあふれて生きていたい人種なので、月一はTOKYOで刺激を受けなくちゃなりません。
というわけで、5月も終わりですが、今回はPRSSさん主催のセミナーに参加してきました。
場所は品川。自宅から品川まで、関空⇒羽田⇒東急と乗り継ぎ、実は2時間ちょいでいけます。
PRSSのセミナーでは、自社で取り扱う海外の商材をご紹介いただくわけですが、日本国内にいる限りは、このような最新知識をいただく機会は非常に大切です。
今回の目玉は、昨年新しく第4世代になった「ダーマペン4」
ダーマペンは、オーストラリアのダーマペンワールド社が2010年に上梓した、ハンディタイプのニードルマシンです。
短いスパンで改良を重ね、10年も経たないうちにもう4世代目が登場です。
今回のバージョンアップは、ニードルの数を12本から16本に増やしただけでなく、感染に対する安全性もアップして、2世代くらいの進化のようです。
ではダーマペンとは、一体何を、どうするものなのか!
まずはYOUTUBEの動画からどうぞ。
どうでしょうか?英語はわからなくとも、なんとなく雰囲気をつかんでいただけたでしょうか?
いまひとつ、わからない方のために、非常に簡単に、いつも外来に高齢者用カートを押しながらやって来る山本トメ(仮名、86歳)さんにも理解できるように説明してみましょう。会話形式で、ハイどうぞ。
私:「このダーマペン、皮膚の奥の方まで、ブスブスと穴を開けてワザと傷つけて、そのあと傷が自然に治ることを利用して、お肌をきれいにしていく治療なんやで」
トメ:「ほー、そんなえらいことして、大丈夫なんかい?」
私:「全く大丈夫やで、トメさん。結構前から炭酸ガスレーザーやニードルRF(高周波)で、顔の皮膚に穴開けて、毛穴やニキビ跡や小ジワなんかも治療してたし。」
トメ:「ほんでも、顔に穴なんか開けられたらたまらんわ!めっちゃ痛いんちゃうの?」
私:「そこそこ。針が細いからな。きっちり麻酔クリーム塗りたくって、ボワーってしてる間に、ビビビッってやってそれで終わりや。」
トメ:「ふーん。その昔からやってる炭酸センベイやらヌードルやらと比べて、新しい「だるまパン」ちゅーやつはどうなん?」
私:「食いもんじゃあらへんがな。炭酸ガスフラクショナルレーザーは、穴開けるときのレーザー熱の影響で3,4日真っ赤っかになってまう。しかも術後に色素沈着が出ることがあんねん。ニードルRFも、太い針がブスーッと刺さってそこから熱がグワーッて入るもんやから、それなりに赤くなる。これって「ダウンタイムが長い」っていうて、日本人にはあんまり好かれへん副作用やねん。」
トメ:「ワシ、そんなことされたら、週3のデイサービス行かれへんやんか!ダウンタイム、いやや~!」
私:「トメさんにレーザーする言うてへんがな!ていうか、トメさん、その歳で美容施術、受ける気あんの?」
トメ:「なにいうてんねん!失礼な!こないだ孫に教えてもろて、「リネ」ちゅーのを始めて、センセのとことお友達になったわ。」
私:「リネ?それって、『LINE』やろ。なんでそこだけローマ字読みすんねん・・・・」
トメ:「一応、女学校卒」
私:「(無視して)ダーマペンは針が細いし、熱も入らんし、ダウンタイムは、数時間から1日ぐらいじゃなかろうか?」
トメ:「そりぁええなぁ。」
私:「そう、さらにええことには、穴があいてるうちに、成長因子やら、トランサミンやら、コラーゲンを増やす溶液やらをバンバンいれると、そーとー効果があがるらしいで。」
トメ:「ワシの顔のしわも、どうにかできるか?」
私:「うーむ、今よりはマシになるかどうかわからん・・・美容医療は40歳になる前に始めとくのが基本や。トメさん、いくらなんでも遅すぎるわ・・・」
トメ:「えー!せっかく、老後に備えてお金貯めてきたのに、遅いなんて言わんといて!」
私:「・・・・とりあえず、ダーマペン4、メニューに入れとくわ・・・・・」
というわけで、ダーマペン4についてざっくりと会話形式で説明してみました。
6月中に導入を予定しております。
お値段は、クリーム麻酔込みで20,000円前後でしょうか?
成長因子などのオプションはまたお好みに合わせて別途プラスとなります。
おお、6月には「ダーマペン4」、7月には「ピコレーザー」導入、と楽しみな新メニューが加わります。
皆様も、乞うご期待!!
トメさんもな!!
みやた形成外科皮ふクリニックにご訪問!
今日木曜日は普通であれば美容皮膚科外来の日ですが、休診にして、東京は新橋にある「みやた形成外科皮ふクリニック」にご訪問させて頂きました。
世界的なレーザーのトップメーカー、シネロンキャンデラ大阪支店の野々村氏と、本社マーケッティング部の宇佐川氏の計らいで、この企画が実現しました。
宮田先生は日本の美容医療業界のリーダー的存在であり、常に新しいことにもチャレンジを続ける素晴らしいドクターです。
私が美容医療初心者であった時から、現在に至るまで、宮田先生のレクチャーがあると聞けば、出来るだけ都合をつけて参加するようにするほど、「惚れこんで」ます。
華やかな銀座ではなく、サラリーマンの街「新橋」の、それも駅から徒歩10分のやや外れにクリニックがあるにもかかわらず、予約は常にいっぱいです。
施術の値段が「東京」とは思えない価格であることだけでなく、理論に裏打ちされた技術と、先生自らがほぼすべての施術を行うというプレミアムな方針が、絶大なる人気の秘密ではないかと思います。
写真は撮り忘れましたが、受付待合はいたって普通なもの。「クリニック」というよりも「医院」といった方がぴったりの内観でした。
ここで日本の美容医療の最先端が受けられるとは、パッと見には想像がつかないと思います。
美容医療というものは、華やかで、きらびやかなものではなく、まさに実直に「医療」で良いのだ、と再認識しました。
宮田先生の診察室に通され、シネロンキャンデラの二人と私と宮田先生の4人で、じっくり1時間半近く、お話を聞かせて頂きました。
今話題のピコレーザーをはじめとした様々なレーザー施術のエッセンスから、ここでしか聞けない業界の表話、裏話まで、話題は多岐にわたり、濃厚な時間を共有させていただきました。
特に、シネロンキャンデラ社のピコレーザー「PICOWAY(ピコウエイ)」の現在における他社製品を寄せ付けない、絶対優位性を確認することができたのは、大きな収穫でした。
ピコレーザーのトップを走るのは、ピコシュアでもエンライトンでもディスカバリーでもなく、紛れもなく「PICOWAY(ピコウエイ)」。
当院でも、6月にはピコウエイを採用予定です。
光治療やQスイッチナノレーザーでも取り切れない薄いシミの除去、これまでのレーザートーニングを超える効果を実感できる美肌&美白治療、ダウンタイム少ないニキビ跡治療など、「PICOWAY(ピコウエイ)」の可能性は広がります。
これからも日本のトップレベルの方に教えを乞い、常に自分の知識をアップデートし続けます。
そして、きらびやかでも、華やかでもない、質実剛健な美容クリニックであり続けます。
宮田先生と所狭しと並んだレーザー機器たちと記念撮影。