ドクターMの「美と健康のかかりつけ医」ブログ

2020.04.01

4月8日は「シワの日」!厚生労働省認定、アラガン社のボトックス&ヒアルロン酸キャンペーン!

はい、4月です。

毎度毎度言ってますが、早いです。今年も四分の一が終了しました。

「いつになったら、コロナショックは終わるのか?」と言いながら、あっという間に1年が経過し、フツーの生活がまた繰り返されるのでしょう。

それまでは、「あっという間」の辛抱です。

 

とはいえ、老化だけは待ってくれません。

お顔のシワも、辛抱してくれません。

コロナウイルスのように、8割の人が軽症で自然治癒することもありません。

むしろ、時間経過により修正不可能なシワになっていきます。

たるみとシワは、放置すればするほど重症化するのは、周知の事実。

そして、今年も4月8日の「シワの日」がやってきます。

特にアラガン社がボトックスとヒアルロン酸をお安く販売してくれるわけでありませんが、1年に1回くらいは、皆さんにお大判ぶるまいしてもいいんじゃないんでしょうか?

「『ボトックス』や『ヒアルロン酸』を注入すると、あの芸能人みたいな、変な顔になるんじゃないの?」などというご意見をいまだに頂きますが、もうそんな時代じゃありません。

注入治療は、「少しずつ、ナチュラルな感じで」というのが、スタンダードです。

完全に修正しようとすると、不自然な感じになります。

マイナス5~10歳ぐらいをめざして、2回ぐらいに分けて控えめに注入して完成させるぐらいが、ちょうどよい感じになります。

もちろん、まれに想定外の変化をきたすこともありますが、ボトックスは3か月程度で元にもどりますし、ヒアルロン酸は過剰注入の際は、溶解剤(ヒアラーゼ)で溶かして瞬時にリセットすることができます。

・・・ということで、「シワの日」記念、「アラガン社 ボトックス&ヒアルロン酸、50%オフキャンペーン!」を期日限定で行います。

今回は、4月2日(木)、4月4日(土)、4月7日(火)、4月9日(木)、4月11日(土)の5日間のみの限定です。

<施術料金例>

額のシワ:通常価格25,000円⇒12,500円(税別)

目じりのシワ:通常価格25,000円⇒12,500円(税別)

眉間のシワ:通常価格30,000円⇒15,000円(税別)

ヒアルロン酸(ジュビダーム)1.0ml 60,000円⇒30,000円(税別)

 

すでに他の施術を予約されている方もOKです。ご予約いただいている施術に引き続いてお受けいただけます。

おそらく、このレベルのキャンペーンは今年はまずありませんので、初めての方も、リピートの方もお見逃しなく!

施術枠に限りがございますので、ご予約のお電話はお早目に。

 

ヒアルロン酸&ボトックス自己注射も4年目になると、結構うまくなります。

 

2019.10.30

「美、けがれなく、道、険し。」

ラグビーワールドカップの日本代表の活躍、素晴らしかったですね。

4年前のワールドカップの時は「お、なかなか日本もやるやん!」みたいな感じでしたが、今回は「おお、日本めっちゃ強いやん!」に変わりました。

私も大学時代は超弱小ながら、医学部ラグビー部に所属しておりました。当時はスタンドオフ(日本代表の田村選手と同じポジション)を担当してましたが、スクラムの時点でつぶされてなかなかボールが回ってきませんでしたねー(苦笑)

週に3日しか練習しない弱小チームとは言えど、当時の練習は滅茶苦茶つらかったのを思い出します。

今の日本代表選手たちも、文字通り「死ぬほど」練習したそうですね。260日間の合宿なんてスゴすぎます。

個人個人のスキルが格段にアップしているうえに、かなり持久力がついていることに驚愕しました。

何かを成し遂げようとするときは、時間と費用をかけ、さらには痛みと苦しみを受け入れないとダメですね。

「目的を定めて、やるべきことを粛々と行い、痛みと苦しみに耐え、失敗に気づけば修正し、レベルアップしていく。」

そこには、中途半端な言い訳は存在しません。

これは誰しもできることではありませんが、私自身は自分の好きなフィールド内ではこの姿勢を常に持ちたいと考えています。

その一つが「美容医療」であることは間違いありません。

自分の判断、スキルがお客様・患者様の体に赤裸々に現れます。

私は神のような魔法は使えませんし、人それぞれ治療に対する反応が違います。

そのため十分な成果がでず、失望される方も少なからずいらっしゃいます。

少しでも成功確率をあげるため、メーカーから与えられたマニュアル通りではなく、オリジナルな方法を経験的・理論的に考えるようにしています。

少し前まではエキスパートの先生方のレクチャーを聞きまくり、その通り模倣していましたが、実践しているうちに「あれ、こっちの方がいいんじゃないの?」みたいなところに気づくこともあります。

医療の世界、ことに美容医療の世界は「昨日の常識は、今日の非常識」的なところもあったりしますので、常に柔軟な思考が必要だと思っています。

何が本物で、何が偽物か?

メーカーの美辞麗句に惑わされることなく、有効治療法をしっかり見極めていく能力を磨いていかなければなりません。

 

さて、そういう観点から今もっともお勧めの治療をセレクトしてみます。

1)しみなどの色素沈着に対して

ピコトーニング・・・紛れもない色素治療の王道になりつつあります。特に当院で採用している「ピコウエイ」は逸品です。ポイントはメーカー推奨の1.5倍のパワー設定で、2倍以上のショット数で照射すること。色素も薄くなり、肌質も改善します。従来のナノレーザー(当院ではルートロニック社のスペクトラ)の出番は全く必要ありません。

SR・・・旧オーロラ。イープラスのアプリケーターの一つで、フォトフェイシャルとRF(高周波)を組み合わせています。薄い色素沈着にはあまり効果はありませんが、月1回ペースで長く続けていると、少しずつの累積効果で色白でプルプルしたお肌になります。人によってはフラッシュライトの熱感が辛く感じることもありますが、コストパフォーマンスが高い治療です。

2)シワ、肌のテクスチャー改善など

ピコフラクショナル・・・ピコレーザーを1点だけでなく複数の格子状に照射して、表皮~真皮浅層まで熱焼灼することで、そこからの治癒機転による肌の新生を促す治療です。従来の炭酸ガスフラクショナルレーザーより、作用は弱いですが、ダウンタイムが短いのが利点です。回数をかけることで徐々に滑らかな肌質に変えていきます。

ダーマペン4・・・複数の針で表皮に微小な傷をつけて、肌の再生を促します。フラクショナルレーザーとの大きな違いは、熱を使わないのでダウンタイムが短いこと。真皮まで針で穴をあけることができるので、いわゆる「ドラッグデリバリーシステム」の一つとして使えること。逆に言えば、ただ穴をあけるだけでは効果は限定的でフラクショナルレーザーより弱いため、同時に成長因子、コラーゲン増殖因子などを入れなければ本当の意味がないと思われます。当院では、成長・コラーゲン増殖因子として「アムニオジェニックス」「PCL」などの製剤をセレクトしています。

マッサージピール・・・ピーリング剤ですが、表皮のピーリング作用はそこそこで肌がつるっとするレベルで収まってくれます。日本人にはちょうど良い感じ。主成分のTCA(トリクロロ酢酸)が真皮以下に浸透するように特殊調整されているので、コラーゲン・エラスチンも増えてきます。何よりもお手軽な感じが良いです。当院では1回のコストもお安めです。最近では、ダーマペンとの併用で効果がアップするとのことで、実践されている先生もいらっしゃいます。

ボトックス&ヒアルロン酸・・・表情ジワにはボトックス、刻み込まれた深いしわ(額・法令線)などにはヒアルロン酸です。即効性が期待できます。皆さんが考えるほど、不自然になりませんし、むしろ少量ずついれることで自然で若々しい状態を維持できます。ヒアルロン酸は、注入後に溶かすこともできます。芸能人でパンパンな顔になっている人は、その顔が気に入っているからです。常識的なセンスあるドクターならそんな不自然なほど注入しませんので大丈夫です。

3)たるみ、もたつき

ウルセラ・・・説明不要のHIFU(ハイフ)最高機種。いまだにウルセラを超える機種は開発されていません。消耗品であるカートリッジが異常に高いので、施術値段をさげることができない施設が多いのも事実。半年~1年の間隔で行うとかなりのリフトアップ効果が期待できます。痛みに弱い人のため、当院ではプロボフォールの麻酔で完全に眠ってもらって施術をすることもできます。

ウルトラセルQプラス・・・ウルセラのジェネリック版HIFU。韓国のトップメーカーの一つジェイシス社の製品。カートリッジの値段がウルセラの半分以下の程度なので、ショット数を倍にできる。超音波集簇による焼灼点がウルセラより小さいので、同じパワーで比較するとウルセラより痛みは少ないです。もちろん効果は劣ります。その点を考慮したのか、最近のソフトのバージョンアップでは、出力の上限値が上がりました。そして、脂肪減少を狙った新しいカートリッジも発売されました。こいつはあご下の脂肪に効果が期待できそうです。

インフィニ・ハイブリッド・・・いわゆるフラクショナルRF器機の一つ。RF(高周波)で真皮および皮下組織の引き締めます。脂肪が少なくなり、皮下組織および支持じん帯がしっかりしてきます。ハリのある小顔効果が期待できます。。導入当初は、あまり期待してなった機器でしたが、今では当院で最も活躍する頼もしいやつです。まぶたの上にも照射できるので、「眼が開けやすくなった」との評価されることも多い器機です。

4)お肌全体の老化防止、しみもたるみもシワも全部

トリニティプラス・・・3つのアプリケーターで、しみ、しわ、たるみを全部ケア。お肌の基礎工事用。これだけでも毎月続けているとかなり効果あります。

ボトックス&ヒアルロン酸・・・前述のとおり、少しずつ入れておくことで、かなりの効果を期待できます。

③上記の機器や施術の組み合わせを月々交代で・・・トリニティプラスでは不十分、もしくはコストをかけてもいろいろやってみたい方は、隔月で上記の機器を交代で行っていくことも有効です。

たとえば、ピコトーニングとインフィニ・ハイブリッドを交互に受けると、しみ・くすみとたるみの両方への対策となります。ボトックス、ヒアルロン酸はむしろ必須かもしれません。

 

そして何よりも、忘れてはいけないこと。

「効果を信じて、愚直に、あきらめないで施術を続けて受ける。」

ずっと、続けてらしゃる方は、やはりきれいです。

ラグビー日本代表のように、ハードな練習の向こう側に大きな成果が待っています。

「美けがれなく、道険し」

さあ、4年後とは言わず、1年後に素晴らしい変化を遂げるため、はじめの一歩を踏み出しましょう!

みぞぐちクリニックは、さまざまな施術器機、ドクターズコスメを取りそろえて、皆様の「美活」のお手伝いをさせていただきます!

2018.08.03

エンビロン「ロールキットシリーズ」で「塗るボトックス」注入!

皆さまにご好評いただいております、ビタミンA含有ドクターズコスメ「エンビロン」。

全世界的に「エンビロン」の人気は右肩上がりで、原材料の供給不足により商品の生産が追い着かないほどです。

しみ、しわ予防によるアンチエイジング目的で「ビタミンA」の効果はますます注目されております。

当院では、お得な料金設定もあって、昨年以来購入される方が爆発的に増えております。

まずは、「モイスチャーシリーズ」から初めて、1~2年後に「Cクエンスシリーズ」へと進むなら、かなりの肌質改善が期待できます。

そしてまた、エンビロンの素晴らしいところは、基本の上記2シリーズに加えて、お好みのオプションコスメが豊富という点です。

「Aブースト」「Cブースト」などで、ビタミンAやビタミンCをさらに追加するもよし。

「モイスチャーオイルカプセル」「フォーカスケアマスク」で、乾燥とエイジングに対して徹底的に対策するもよし。

まさに、いろいろと楽しみながらお肌の「育成&改善」を実現することができる理想的なラインアップです。

今回ご紹介するのは、その中でもさらにアグレッシブな「ロールキットシリーズ」

こちらがその説明動画。

いままでこのロールキットシリーズは、正直興味がなく、放置状態でした。

それが、つい2日前、ふと思い立ち、「そうだ、ロールキット、やろう」となりました。

ローラーでゴロゴロと皮膚に微小な傷をつけ、約100倍の美容成分の浸透を狙います。

ここで使用するのは、①フォーカスハイドレーティングセラム、と②フォーカスフラウンセラムの2つの美容液です。

「フォーカスハイドレーティングセラム」は、「ヒアルロン酸」そのものです。

まあ、それはそれで「潤い」キープには良いかな?とおもいますが、必須ではありません。

大切なのはこっちの方です。

それが、これ「フォーカスフラウンセラム」

重要な成分は次の3つのペプチドです。

①ペンタペプチドー18(別名 ロイファシル

②アセチルヘキサペプチドー8(別名 アルジルジン

③ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド(別名 シンエイク

これら、3つのペプチドはいずれも「塗るボトックス」として効果を科学的に実証されている成分です。

アルジルジン単体よりも、ロイファシルを混合する方が、効果が3倍に上がるそうです。

また、シンエイクはアルジルジンの6倍の効果があるそうです。

 

で、その効果がボトックスと同じ「筋肉の弛緩」を目的にしているのなら、全くの勘違いです。

なぜなら、ローラーの針の長さからいっても、せいぜい「角質まで」の到達度ですから、真皮層までの美容成分導入は期待できません。

ましてや、「筋肉層」まで届くわけがありません!!

という意味では、上記のエンビロンのHPでのペプチドの効果は、全くの「大嘘」になります。

ですが、真実は別にあります。

通常、われわれがボトックスを使う場合は、額や目じりの表情じわの原因となる筋肉の動きを止めるため、皮下もしくは筋層に打ち込みます。

それとは別で、「マイクロボトックス」という方法により、ボツリヌス菌毒素をかなり薄めにして、角質~真皮までの浅い層に1㎝間隔で広範囲に打ち込むと、肌にハリが出て、小じわや毛穴を目立たなくすることができます。

どちらかといえば、上記3つのペプチドをロールキットで角質までに到達させる意味は、この「マイクロボトックス」と同じではないかと思います。

大切なのは、単純に皮膚の上に塗るだけでは、効果は期待できないということです。

せめて真皮近くまで到達させる必要があると思います。

そのためのロールキットだとご理解ください。

というわけで、ゴリゴリやり始めました。

とりあえず、週に3回からスタート。できれば毎日やりたいです。

さて、どのような効果出るのか?半年後が楽しみですね。

ロールキットの使い方動画はこちらをクリック